テレビ界の最も大きな賞であるエミー賞の第69回ノミネート作品が現地時間13日に発表された。今年の注目ポイントを押さえてみよう!

アカデミー賞、トニー賞、ゴールデングローブ賞とならび主要4賞とされるエミー賞。今回発表されたのは、エミー賞でも夕方6時から深夜2時までの時間帯に放送される番組に贈られるプライムタイム・エミー賞。毎年9月に授賞式が開催され、NBC、FOX、ABC、CBSの4局持ち回りで放送されている。今年はCBSで放送、司会者は同局で深夜のトークショーを持つ、スティーブン・コルベアが務める事が決まっている。

HBO作品「ウエストワールド」が最多22部門ノミネート
今年のノミネート最多は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の監督J・J・エイブラムズ率いるバッド・ロボット・プロダクションが制作、名優アンソニー・ホプキンス、エド・ハリスが出演の「ウエストワールド」がドラマ部門作品賞含む22部門でノミネート。次に、全米映画俳優組合(SAG)賞テレビ部門受賞の話題作、SFホラードラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」が18部門ノミネートとなっている。ここ3年ノミネートを総なめ、特に昨年と一昨年は12部門を制覇した「ゲーム・オブ・スローンズ」だが、エミー賞は昨年の6月1日から今年5月31日までの期間に放送された番組が対象であるため、新シーズンの第七章が7月17日スタートと今年は対象外となりノミネートされていない。「ウエストワールド」や「ストレンジャー・シングス 未知の世界」はこの大きな穴を埋めることになるのか。

名優が乱立!
ここ数年、ドラマに多額の制作費が投入されるようになり有名俳優が出演するドラマが増えているが、今年はその傾向がとくに目立っている。今年のエミー賞は男優、女優部門にハリウッドで活躍のAリストスターが名を連ね、非常に豪華な顔ぶれだ。ドラマ部門主演男優賞にケヴィン・スペイシー(「ハウス・オブ・カード 野望の階段」)、アンソニー・ホプキンス(「ウエストワールド」)。リミテッドシリーズ部門主演男優賞に、ユアン・マクレガー(「FARGO/ファーゴ」)、ベネディクト・カンバーバッチ(「SHERLOCK(シャーロック):臥(ふ)せる探偵)、ジョン・タトゥーロ(「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」)そしてロバート・デ・ニーロ(「嘘の天才 〜史上最大の金融詐欺〜」)。リミテッドシリーズ部門主演女優賞に、リース・ウィザースプーン(「ビッグ・リトル・ライズ 〜セレブママたちの憂うつ〜」)、ニコール・キッドマン(「ビッグ・リトル・ライズ 〜セレブママたちの憂うつ〜」、スーザン・サランドン(「 FEUD: Bette and Joan」(原題))と、いずれも豪華なメンバーであり、演技に定評のある俳優陣が顔を揃えている。

授賞式は9月17日にロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで行われる。今年は昨年までとは趣の違う授賞式になりそう。出席する俳優陣を見るだけでも大変見ごたえがありそうだ。

18部門ノミネートの「ストレンジャー・シングス 未知の世界」 Instagramより