日本代表キャプテンの最新推定市場価格は「250万ユーロ」。ミランでの3年半でおよそ7分の1に。(C)Getty Images

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 メキシコの強豪パチューカへの移籍を発表した日本代表MF、本田圭佑。前所属のACミランとは6月30日付けで契約満了となっており、パチューカが本田獲得に要した移籍金はゼロ。とびきりのお買い得品だったわけだ。
 
 獲得資金がかからないぶん、争奪戦を繰り広げたガラタサライ(トルコ)やシアトル・ソウンダース(MLS)などは報酬面でかなりの好条件を提示したとされる。メキシコの地元メディアによるとパチューカはそれらライバルの額面を上回るサラリーを用意したようで、「クラブ史上最高額だろう」と予測している。
 
 では、6月13日に31歳の誕生日を迎えた本田の推定市場価格はいかほどなのだろうか。
 
 ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt.com』が示した最新値は、250万ユーロ(約3億2000万円/128円で換算)。6月8日に更新されて以来、評価額は変わっていない。日本代表の中で見れば、9位タイだ。
 
 香川真司の1300万ユーロ、岡崎慎司の700万ユーロ、大迫勇也の550万ユーロ、久保裕也、吉田麻也の500万ユーロ、長友佑都の350万ユーロ、乾貴士、酒井高徳の300万ユーロに次ぐ数値で、原口元気、浅野拓磨、酒井宏樹の3選手と並んでいる。ただ今回、欧州4大リーグからの離脱となるため、近日に更新される数値はさらに下がる可能性が高い。
 
 キャリアの浮き沈みとともに変動する推定市場価格。以下にまとめたのは、本田の過去10年における価格変遷史だ。
 
◆本田圭佑の推定市場価格変遷史(2008〜2017年)
2008年1月(21歳) VVV(HOL) 15万ユーロ
2009年1月(22歳) VVV(HOL) 75万ユーロ
2010年1月(23歳) CSKAモスクワ(RUS) 600万ユーロ
2011年7月(25歳) CSKAモスクワ(RUS) 1300万ユーロ
2012年7月(26歳) CSKAモスクワ(RUS) 1500万ユーロ
2013年6月(27歳) CSKAモスクワ(RUS) 2000万ユーロ
2014年1月(27歳) ミラン(ITA) 1700万ユーロ
2015年1月(28歳) ミラン(ITA) 1400万ユーロ
2016年1月(29歳) ミラン(ITA) 700万ユーロ
2017年1月(30歳) ミラン(ITA) 500万ユーロ
2017年7月(31歳) パチューカ(MEX) 250万ユーロ
 
 最高値は、CSKAモスクワ(ロシア)時代の2013年6月にマークした2000万ユーロ(当時のレートで約24億円)だ。これはドルトムント入団2年目の香川が2012年6月に記録した2200万ユーロに続く、日本人選手・歴代2番目の数値である。
 
 ただ、報酬面で見れば、本田はCSKAモスクワに入団した2010年以降、日本人選手トップだと目されている。今回もスペイン紙の『MARCA』が見積もったところによると、年俸は400万ユーロ(約5億1000万円)とも。もしこれに近い数値だとすれば、現在も間違いなくナンバー1だ。