森信親・金融庁長官 Photo:kyodonews/amanaimages

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『週刊ダイヤモンド』7月22日号の第1特集は「あなたのお金の味方はどっち? 金融庁vs銀行」です。「あなたのお金」を殖やし、守るための戦い――。今、金融庁vs銀行の戦いはそんな新局面を迎えています。人気テレビドラマ「半沢直樹」でも繰り広げられていた、不良債権問題をめぐる両者のバトルも今は昔。この新しい戦いの行方は、あなたの財布の中身や人生設計を左右します。「資産形成」改革の波に乗り遅れないためには見逃せません。

「あなたのお金」に重大な影響を及ぼす決定が、7月4日に公表されたのをご存じだろうか。

 金融機関の監督官庁である金融庁のトップ、森信親長官の続投が決まり、任期3年目を迎えたのだ。 3年目突入は金融庁史上3人目で、異例の長期政権となる。

 とはいえ、官僚のトップ人事が「あなたのお金」にとって大事だといわれても、ピンとこないかもしれない。しかし、この森長官は、あなたが資産を殖やしたり守ったりするための味方となる異例の長官なので、ぜひ注目してほしい。

 森長官が「あなたのお金」を殖やすために尽力した制度の一つに、少額投資非課税制度(NISA)がある。NISAを使えば、年120万円で最長5年、最大600万円まで、投資のもうけに対して税金をかけられずに済む。

 また、2018年1月からは、毎月数万円ずつのコツコツ投資を応援する仕組みとして、「つみたてNISA」も始まる。年40万円で最長20年、最大800万円まで、投資のもうけを非課税にできる。

 しかも、森長官は初心者でも迷わずに安心して投資を始められるように、つみたてNISAの対象となる金融商品の条件を事細かに設定した。いわば、その基準をクリアした金融商品には金融庁のお墨付きを与えるという異例の踏み込み方をして、多くの人に投資による資産形成の第一歩を踏み出してもらおうとしている。

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