収納グッズとしてもインテリアとしても箱が大活躍しているMIさんのお宅。おしゃれで、とてもすっきりと片づいて見えます。「箱の使い方はメリハリが大切。わが家では“見せる”箱と“見せない”箱を分けて選んでいます」。

“見せる”箱はルックス重視。キッチンカウンターのカトラリーや朝食セットなどを入れている箱はこのタイプで、出しっぱなしにもかかわらず生活感を見事に部屋から消しています。

「一方、収納スペースの扉に隠れる“見せない”箱の方は、使いやすさやコストパフォーマンスで選びます」。収納スペースにムダができないよう、置く場所の高さや幅に合わせた箱を選択。扉をあけた際に主張しないものが基本です。

「白くて四角い箱を選ぶことが多いですね。見た目にも美しいし、デッドスペースが生まれにくいのもメリット。その場所で使わなくなったら、また別の場所に移動して活用しやすいのもいいです」

収納したところから移動して使うことの多いグッズは、持ち手がある箱を選んで入れるのも使い勝手アップのコツ。「元に戻すのがスムーズだから、出しっぱなしになりにくく、部屋のキレイをキープできるんです」。
早速そのボックス遣いを紹介していきましょう。LDKは箱を使ったボックス収納で、使いやすく&片づけやすいシステムに


見せる&見せない箱の使い分けで、LDKがラクに片づくシステムに!ダイニングテーブル代わりに家族が並んで食事するカウンターを設けたキッチン&ダイニング。
窓辺の引き戸の収納にはお皿やグラスなどを。突き当たりのグリーンの壁の左に冷蔵庫、右に小さなデスクがあって、ちょっとしたデスクワークをこなすというMIさん。●食品類は箱に立てて賞味期限を見やすく


重ねて保管しておくと、下にある食品はつい忘れがち。ストックを二重買いしたり、逆に、あると思ったらなかったり。

「これを防ぐため、箱に食品を立てれば、一目瞭然で状況が把握できます。しかも賞味期限を見やすいように置けば、きちんと使いきる習慣に」●ファイルボックスを複数使って、大きな引き出しに縦置き収納


大きなキッチンの引き出しにファイルボックスを入れて、仕切りにしました。

「これまで重ねていたトレーや保存容器が立てて収納できるように。さっとラクに取れてストレスなしです」●消耗品の包装箱は頭を切ってそのまま活用


ワックスペーパーやビニール袋など、箱で売られる消耗品は、元箱をそのまま利用。「箱の頭を切って商品を取り出せるようにします。使いきったら、同じものを補充すれば手間もなし」。●カトラリーと朝食セットをカウンターのブリキの箱に


子どものカトラリーや、朝使うふりかけなどは、専用のブリキの箱にセットでまとめてカウンターに。
おしゃれな“見せる”箱「生活感も隠せ、子どもが自分で用意をしてくれて大助かりですね」。●今日の分のおやつだけをラタンボックスに用意


共働きなので、子どもの帰宅時に留守なことも。「おしゃれなフタつき箱をカウンターすみに置いておやつ入れにしています。男の子2人だと、おやつも“今日はこれだけ”と決めないと大変(笑)」。片づいている感を演出するのはもちろんですが、おやつの食べ過ぎ防止にも、箱がひと役買っています。●おしゃれなマグ&グラスは浅い箱に並べて“チラ見せ”収納


カウンターから意外と目に入るのが、扉をあけた際の窓辺の収納棚。「見栄えのよいマグやグラスだけ置くことにして、浅めの箱に並べています。雑貨店で見つけた浅めの箱は、ほどよいディスプレー収納に大活躍です」。●木箱に茶碗・汁椀をおしゃれにセット


大人用と子ども用、それぞれのお茶碗&汁椀を持ち手つきの木箱に。使うときは箱ごとカウンターに出します。「いつも一緒に使うものは、ひとつずつ出し入れするよりもセットにした方が便利です」。スムーズに準備をするための工夫です。●“見せる”箱なら床に重ねて置いても絵になる


「デザインや見た目の統一感がある大小の箱を組み合わせれば、積み重ねて床置きしても、ものが片づいていないという感じにはなりません。むしろおしゃれなインテリアに」。箱の中には、ひざかけやパソコン回りのものを収納しています。●よく使うリモコンは白ベースの箱へ


窓辺の収納棚上に箱を置き、キッチン&ダイニングのエアコンのリモコンを収納。「箱のベース色を周囲の白に合わせました。控えめなチェックが、さりげないアクセントになっています」。安価で機能的な“見せない”箱を活用して、収納スペース内を使いやすく


MIさんのキッチン&ダイニングの一角には収納庫があります。来客時はあけないので、中にあるのは安価で機能的な“見せない”箱を活用。

スポンジやペーパータオルなどのストックや家電の説明書、大きめの道具を、家族にもわかりやすいように収納しています。●ひとつの箱にまとめておけば管理がラクチン


たくさんの付属品がある電動ドリルなどの電動工具や電化製品は、説明書も一緒に箱にまとめておきます。「なくしがちな小さな部品も、この方法ならしっかり管理できますよ」。●持ち手つきの箱で梱包セットを運びやすく


古紙などの梱包は、リビングですることが多いので、気軽に持ち運びしやすい持ち手つきの箱にひとまとめに。「ひもやテープとハサミを一緒にしておくのが、使いやすさのカギです」。

<撮影/元家健吾 取材・文/ESSE編集部>