北海道内は連日厳しい暑さが続いている。2017年7月13日、道内41地点で最高気温が30度以上を記録、10日連続の真夏日となった。札幌管区気象台によると、道内で7月に10日続けて真夏日を観測するのは20年ぶりのことだ。

同日、次のようなツイートが投稿され、話題となっている。

「北海道で30度って言ったって湿度が違うからこっちの暑さとは格が違う」という都民の思いは、「都内で積雪ったって五センチじゃん」という道民の感情に近い、というコメントだ。これには1万4000を超えるリツイートがあり、今も拡散中だ。

「今日の最高気温35度とかー、......溶ける!」

夏の室蘭。写真はイメージです(daita saruさん撮影、Flickrより)

前述のツイートに関して、道民からこんな声が寄せられている。

「北海道の30度は意外とカラッとした暑さ と言いたいが海辺の30度は都内とそんなに変わらない」「室温30度エアコンなしが北海道......つらい」などといった感想だ。湿度は内陸と海辺ではかなり違うようだ。またエアコンなしの部屋は、つらい、という証言も......。

「北海道もエアコン必要だよ?扇風機じゃ無理だよ?」「学校なんてクーラーも扇風機もないのに30度超えるし、自宅にもどちらもない家庭多いし」「とても保温に優れ、クーラーのない部屋で30度ですよw」「今日の最高気温35度とかー、エアコンない家では溶ける」といった悲鳴にも似た声が多かった。

例年、夏が短く、クーラーなどの冷房機器をあまり必要としなかったと言われる北海道だが、今年ばかりはいささか勝手が違うようだ。