「森のバター」という別名もあるくらい、アボカドはビタミンやミネラルたっぷりで栄養価の高い果物。脂肪分も多いけれど、リノール酸やオレイン酸といった体によいものなので安心。ただし栄養があるぶんカロリーも高いのが難点――そのカロリーは、1個でおよそ262キロカロリーと言われているよう。そしてもう1つ大きな悩みなのが、ひとつ丸ごとをなかなかひとりでは食べきれない点。果肉は空気にふれると変色してしまうから、保存にも向かないし…。

ところが。<delish>によると、こんな悩みを解決するミニサイズのアボカド、"ベビーアボカド"がヨーロッパに続いてアメリカに上陸し、アボカド・ファンから喜びの声があがっているそう。今後、世界的ブームになりそうな予感?

Cutest little avocado!! 😋😋😊 #babyavocado #cute #food

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2016年の1月に『テレグラフ』紙が報じたところによると、スペインのマラガ郊外で栽培され、イギリスで発売されたベビーアボカドは、1個が約60gと普通の半分以下の大きさなのだとか。最初は小さすぎて不合格とされてしまったものだそうだけど、アボカド・ブームに乗ってイギリスの大手スーパー<マークス&スペンサー>が売り出したところ、小さくて可愛く、しかも味は普通のものよりリッチで甘くクリーミーだと話題に。

Thank you #TraderJoes for the perfect serving of avocado 👌🏼🥑 #TeenyTinyAvocado #Yum

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そして先日、この話題の果物がついに、アメリカのアボカド消費の中心地といわれるカリフォルニアにも上陸。グルメスーパーの<トレーダー・ジョーズ>が「ちっちゃなアボカド(Teeny Tiny Avocados)」と名づけて売り出すことに。お値段は1パック6個入りで2.69ドル(約300円、西海岸価格)とのこと。サラダにトッピングしたり、サンドイッチにはさんだり、保存を気にせず使いきれるベビーアボカドなら、朝昼晩どの食事にも、ちょっとしたスナックにも大活躍しそう。アメリカでもブレイク間違いなし!?

トレーダー・ジョーズでちっちゃなアボカド発見! 本物です。食べられます。

専門家によると、おすすめの1日のアボカド摂取量は(普通サイズの)半分とのことで、ミニ版ならちょうど理想的なサイズ。ぜひ日本でも発売してほしいですね!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Noriko Sasaki(Office Miyazaki Inc.)

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