現役時代はその技巧から“ピエロ”とも呼ばれたアイマール。そうした技術を若き才能に叩き込めるかに注目だ。 (C) Getty Images

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 いよいよ、南米の雄が育成の抜本的な改革に乗り出しそうだ。現地時間7月13日、アルゼンチン・サッカー協会(AFA)は、各ユースカテゴリーの指導者を公式サイト上で発表している。
 
 育成に関するコーディネーターには、元セルタMFのエルメス・デシオが就任。さらにU-17代表監督に元バレンシアMFのパブロ・アイマール、U-15代表監督に元レバークーゼンDFのディエゴ・プラセンテがそれぞれ着任した。
 
 その中で最大のビッグネームであるアイマールは、1996年にリーベル・プレートでプロデビュー。2001年にはバレンシアへ移籍し、チャンピオンズ・リーグで2年連続の決勝進出に貢献。魔術師のようなテクニック、そして端正な顔立ちで多くのファンを魅了した。2015年に再びリーベル・プレートに復帰するも、ケガに悩まされ、同年7月に現役引退を発表していた。
 
 世代別代表はもちろんA代表でも2002年ワールドカップに出場した実績を持つアイマール。今回の就任ついては、「結果を優先したい。このユニホームを愛し、フットボールを楽しめて、集中力をもった選手を求めている」と強い意気込みを語っている。
 
 また、そのアイマールとともに1997年ワールドユース優勝という栄冠を掴んだ経験を持つプラセンテは、「より良いプレーヤーは良い人間性も備えている。まだ考えが若い選手たちとピッチ以外でも上手く付き合っていきたい」と15歳以下という多感な少年たちを指導するうえでの心構えを口にした。
 
 指導者経験は浅いものの、アルゼンチン・ユース年代の黄金期を知るレジェンドを招聘したAFA。アルゼンチン・メディア『パシオン』によれば、今回の動きは今年6月1日に代表のチームディレクターに就任したファン・セバスティアン・ベロンと、A代表監督のホルヘ・サンパオリが中心となったものだという。
 
 復権に向けて着実にステップを踏んでいるアルゼンチン代表。「良い意味で挑発的な選択だと思う。我々のプレーと目標達成を楽しみに待っていてほしい」というデシオの言葉通りに、育成改革は軌道に乗るのだろうか?

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