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今も昔も少年たちの心を掴んで離さない『週刊少年ジャンプ』は、来年50周年。これを記念し、創刊〜現在までの歴史を全3回にわたって辿る展覧会が開催される。今回は六本木森アーツセンターギャラリーにて、7月18日〜10月15日まで行われる第一弾「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊〜1980年代、伝説のはじまり」に行ってきた。

○貴重な原画の数々は圧巻!

今回の展覧会では、創刊〜1980年代にかけて連載された作品、言わば『週刊少年ジャンプ』の礎を築いた名作たちが集結する。そのラインナップは、『男一匹ガキ大将』(本宮ひろ志)をはじめ、 『ハレンチ学園』(永井豪)や『北斗の拳』(武論尊・原哲夫)、『DRAGON BALL』(鳥山明)、『シティーハンター』(北条司)などなど、往年のジャンプファンなら誰もが夢中になった作品ばかり。

30代の筆者にとっても、実に魅力的なラインナップと言える。幼い頃は、来る日も来る日も「かめはめ波」の構えを練習したし、多くの同級生が「翼くん」に憧れてサッカーを始めたし、プロレス技って言えば「パロスペシャル」だったし……思えば、少年時代はジャンプとともに歩んできたといっても過言ではない。

会場では、これら思い出いっぱいの作品群の貴重すぎる原画やフィギュアなどが見られるのだ。まずは、少年ジャンプの原点ともいえる『ハレンチ学園』&『男一匹ガキ大将』のコーナー。年季の入った原画とともに、両作品の巨大な表紙が展示されている。

続いては、ハードボイルドでちょっぴりセクシーな『シティーハンター』の展示。ヒロインの香が愛用していた巨大な「100tハンマー」が再現されているのも見どころだ。

サッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』のコーナーでは、翼くんたちのアクロバティックなスーパープレイが、迫力ある空中展示で再現されている。名場面の原画展示も見ているだけで胸が熱くなる。

ここからは、少年たちの心を掴んでやまないヒーロー3連発。青銅聖衣の立体造形が飾られた『聖闘士星矢』、巨大な「マッスル・ドッキング」立像が展示された『キン肉マン』、涙なくして見られない「ラオウの最期」立像が配された『北斗の拳』と、いずれも原画だけでなく作中の世界観が忠実に再現された展示となっている。

次に登場するのは、なんと40年もの長きにわたって連載された名物作品『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のコーナー。スゴロク形式の展示となっており、『こち亀』ならではのドタバタ感が楽しい。

そして最後は、鳥山明先生の『DRAGON BALL』『Dr.スランプ』。『DRAGON BALL』では空中展示によって「かめはめ波」が臨場感たっぷりに表現されているほか、『Dr.スランプ』では大流行した"アラレ語"がポップな世界観で楽しめる。

○展示以外にも見どころ満載

会場の終盤は、創刊〜1989(昭和64)年までの発行日付の号1,043冊の表紙が多彩な形式で展示されたジャンプの歴史を辿れるコーナー。昔懐かしい表紙とともに、それにちなんだ原画展示52作品、参考展示3作品が見られる。

濃厚すぎる原画の数々を堪能したあとは、会場出口の物販コーナーもぜひ立ち寄りたい。タオル、Tシャツ、クリアファイル……などなど200種以上ものジャンプ作品にちなんだグッズが販売されている。

懐かしい作品の展示を眺めていると、なんだか昔にタイムスリップしたような気分になった。すっかり大人になってしまった読者も、この展示を見ればきっと誰もが少年の心を取り戻せるに違いない。

開催場所は、「森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階)」。会期は7月18日〜10月15日、平日10〜20時(最終入館19時30分)、土日祝日及び8月14日〜18日は9〜21時(最終入館20時30分)。料金は一般税込2,000円となっている。2018年春にはVOL.2、2018年夏にはVOL.3も開催される予定だ。