国会予算決算特別委員会に出席した野党議員ら=14日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系野党「自由韓国党」と「正しい政党」が14日、任命に反対していた雇用労働部長官候補が13日に指名を辞退したことを受け、国会審議に応じることを決めた。審議がストップしていた国会は同日午後から正常化した。

 ただ、自由韓国党は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の謝罪を求めるとともに、今回の補正予算案が法的要件を満たしていないとして、与党「共に民主党」に修正案を提出するよう要求することにした。
 国家財政法によると、補正予算案は自然災害や景気低迷、大量失業などがある場合に編成できる。今回の補正予算案は約11兆2000億ウォン(約1兆1000億円)規模で、文政権が最優先課題に位置付けている雇用創出に焦点が当てられている。
 保守系野党が国会審議に応じることにしたのは、雇用労働部長官候補が辞退したことで文政権の人事に問題があることを浮き彫りにするという「所期の成果」を挙げたと判断したためとみられる。また、国会ボイコットを続ける場合は野党が国政の足を引っ張っているとの批判の声が上がることを警戒した面もあったようだ。
 韓国の歴代政権で補正予算案が成立しなかった前例はない。
 野党3党は補正予算案について、税金を投入して公務員数を増やすことは長期的に国家財政の負担になるなどとして反対している。
 臨時国会は18日までで、同日までに与野党が補正予算案に合意できない可能性もある。
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