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 7月11日、NGT48荻野由佳ホリプロに移籍することが動画配信サービスのSHOWROOM上で発表された。ホリプロからのオファーとのことで、荻野本人も大いに驚く姿を見せた。

 荻野は先日行われた「第9回AKB48選抜総選挙」の中間開票速報で、一般的な知名度は皆無に等しいながら、指原莉乃、渡辺麻友、松井珠理奈らを抜いて1位、最終結果でも5位を獲得して話題になったメンバーだ。

 しかし、この嬉しいニュースにNGT48のファンは気が気じゃないという。

 「おぎゆか(荻野の愛称)はイベントの時はファンをよく見ていますし、SHOWROOMの個人配信でもファンを楽しませようと工夫しているのがわかります」(48グループファンの男性)

 荻野が小学生の時にAKB48を好きになってアイドルを目指したのはファンの間では有名な話。デビュー前、AKB48以外のアイドルのイベントで荻野と会って話したことがあるアイドルファンもいるようだ。

 2011年のAKB48第13期生オーディション、翌2012年の第14期生オーディションに落選。同年にはavexの「avexアイドルオーディション」にも落選し、オーディション時の動画も残っている。

 2013年にはAKB48第15期生の仮研究生になるが昇格できず。2014年にAKB48チーム8の埼玉オーディションも落選。

 同年にAKB48とアルバイト求人情報サイト「バイトル」とのタイアップ企画である「バイトAKB」という特殊な形でAKBに加入し、翌年の「第2回AKB48グループ ドラフト会議 候補者オーディション」で、柏木由紀の指名によってNGT48のメンバーとなった。

 このような苦難の道を歩んできたからこそ、荻野はファンの方を見た活動をし、ファンも荻野を支えようという感情が強まって総選挙での躍進に繋がったと見られている。

 荻野を旗印に今年の総選挙では新潟県を拠点に活動するNGT48の躍進が目立った。シングル歌唱メンバーである16人には荻野の他にキャプテンの北原里英、本間日陽がランクイン。結成1年10か月程度の新参グループながら、80位までに10人を送り込んでいる。

 しかし、NGT48が躍進している一方で、結成からデビューシングルの発売までも1年半以上かかるなど、日本全国への知名度は高いとは言えない。それは地元中心の活動をしてきたからである。

 そもそも新潟市の万代にある商業施設「ラブラ万代」を運営管理する三井不動産が、新潟の活性化のために48グループ運営に打診したのが始まりと言われている。

 地元に密着した活動は県外からの来訪者による地域活性化に効果を生み出しているだけでなく、地元の人に愛され、グループのファンの結束も生んだ。

 「総選挙でNGT48を押し上げたのも、自分たちの好きなメンバーを全国区の知名度に上げようとする気持ちが強いファンが多かったからですね。ただ、おぎゆかの事務所決定はメンバー内に亀裂を生むような気がします」(前出・48グループファンの男性)

 そもそもアイドルを応援したいと思うファンの感情を、メンバー同士の競争という形にしてエンターテインメント化したのが今の48グループだ。今回NGT48は全体として他のグループより弱い立場にあるために結束した。

 それが荻野の突出によってメンバー間での競争に変わってしまうことを危惧するファンの声が少なくない。

 「荻野が東京に引っ越したら、新潟地元民は応援しなくなるよ。地元在住で、活動が新潟ベースだったから、みんな応援してた。」

 「おぎゆかに先行かれたと焦るNGTヲタが荒れる。握手会やSHOWROOMで説教するやつも出てくるだろう」

 「弱小高校野球部のエースが急に甲子園常連高に転校するようなもんだから、ある意味、NGTのストーリーが終わった感さえある」