テニス、ウィンブルドン選手権では選手に白のウエア着用が義務付けられている(2017年7月11日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】選手の服装は「全身白」と定めるテニスウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で、黒や青の下着を着用してコートに登場したとして、男子ジュニア選手4人が大会を主催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club、AELTC)のルールと衝突した。

 ジュニアの男子ダブルスに大会第1シードとして出場したゾンボル・ピロシュ(Zsombor Piros、ハンガリー)/イービン・ウー(Yibing Wu、中国)組は、それぞれ青と黒の下着を身に着けていたとして、主催者側からコートサイドで白の下着を手渡され、ロッカールームで着替えるよう命じられた。対戦相手の一人だったブラジル選手も同様に着替えを求められたが、グレーの下着は許容されるべきだと主催者側に抵抗した。

 ピロシュは試合後「私たちは着替えたけど、ブラジルの選手は最初、グレーは大丈夫だと言って断っていたんだ。彼は結局30分くらいコートからいなくなったから、試合を始めるのにすごく長い時間がかかってしまった」と説明した。

 その日の試合は勝利したピロシュ/ウー組だったが、新調した白の下着を身に着けて挑んだ翌日の2回戦ではセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)/ニコラス・メヒア(Nicolas Mejia、コロンビア)に敗れている。

 すでに出場していたシングルスの試合では、よりカラフルな下着をはいていたというピロシュは「青と黒のパンツは、私たちにとってラッキーパンツなんだ。白の下着を身に着けなくてはいけないと示すものは何もなかったし、青の部分が少し見えていたというだけで捕まってしまった」と不満を漏らした。

「何も言わない審判もいた。きっと彼らは下着のことに集中したくなかったんだろうね」

 その一方でピロシュは、大会側から提供された替えの下着は非常に快適だったといい、「彼らは返してくれなんて頼んでこなかった」、「またここでプレーするとしたら、青と緑ははかないよう覚えておくよ」とコメント。しかし、今回のアクシデントを不快には思っていないようで「なんとなく面白いなとは思うよ」と話している。

 また13日には、オーストリアのユーリ・ロジオノフ(Jurij Rodionov)も、白のウエアの下に青のボクサーパンツをはいて18番コートに到着した際、下着を替えるよう求められている。

 2013年大会では大会7勝のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が、オレンジのソールのシューズ着用を禁止されるなど、ウィンブルドンはこれまでもファッションのルール違反を厳しく取り締まってきた。

 今大会では、肩からピンクのストラップが見えていたとして、ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)が女子シングルス1回戦の中断中にブラジャーの着替えを余儀なくされた。

  13日に女子シングルスで決勝進出を決めた37歳のヴィーナスは「下着については話したくない」、「私としては少し気まずい。皆さんの好きにすればいい。友だちと話せばいいじゃない。私はパス」と今回の決断を批判することは避けている。
【翻訳編集】AFPBB News