カナダの国防相、ゴミポイ捨て激写され謝罪(画像は『The Indian Express 2017年7月12日付「Video of Canada’s defence minister Harjit Singh Sajjan littering goes viral」(Source: XLRadio Vancouver/YouTube)』のスクリーンショット)

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長年にわたる軍隊および警察での経験を活かし、カナダ連邦議会下院議員として政界へ。現在は同国の国防大臣であるハルジット・シン・サージャン氏が、なんとも情けない食べカスのポイ捨て現場を市民に激写され、謝罪する事態になった。

戦闘員としてアフガニスタンやボスニア・ヘルツェゴビナに赴任し、タリバンを弱体化させるなどの功労に対して軍事勲位ほか多くの表彰を受け、中佐にしてカナダ軍を退役したハルジット・シン・サージャン氏(Harjit Singh Sajjan=46)。その後バンクーバー警察に11年勤務し、麻薬絡みの組織犯罪捜査を担当。そんなサージャン氏にとってカナダの第41代国防大臣というポストは非常にふさわしいものと思われた。

しかしこのほど、YouTubeに彼にまつわる問題動画が投稿された。ブリティッシュコロンビア州オソイヨーズの精肉店「East Indian Meat Shop」の前に停められたSUV車の中で、ジップロックに入ったチェリーを頬張る運転席のサージャン国防相。種や茎といった食べカスを、窓から外に手を出してはポイッとやる情けない姿を録画されてしまったのだ。『XLRadio Vancouver』によりこの動画がYouTubeに投稿されると閲覧回数は48時間で3万4千回を突破し、今なお情報は世界に拡散中である。

動画によれば、その日の国防相はオフなのか黒いTシャツ姿で白のSUV車も本人が運転。脳内の「プライド高き著名人スイッチ」もオフになっていたのかもしれない。精肉店の店主であるハルビンデル・シン・ジルさんは撮影しながら車に近寄り、軽率なそのポイ捨て行為を注意した。「お宅の肉を買いに来た」とうそぶく相手に「“休業”の文字が見えないのか。そんなウソに騙されないぞ」とパンジャーブ語でまくし立てている。

身分をひたすら隠そうとする相手に、ジルさんはついに「オレもバカじゃないからな。ほかの誰でもないから言ってるんだ。あんたは立派な教育を受け、大変な出世を遂げた政治家だろ」と問題の核心を突くと「EE7 99D」という車のナンバープレートを激写。そこには皮肉にも“Beautiful British Columbia”とあった。「ここは美しい町、皆の力でいつもきれいになんて謳っておきながらお偉方がこのザマだ。この動画を世間に晒してやるからな」と警告するジルさんに、言い逃れなどできなくなったことを悟った国防省はやっと謝罪したそうだ。

サージャン氏の生まれはインド・パンジャーブ州のホシアルプル地区。父親がパンジャーブ州警察の本部長という家庭で育ち、5歳のときに母や姉とともにカナダに移住した。サージャン氏は、インドの人々にとってもカナダに暮らすインドからの移民にとっても大出世を遂げたヒーローであったに違いない。

画像は『The Indian Express 2017年7月12日付「Video of Canada’s defence minister Harjit Singh Sajjan littering goes viral」(Source: XLRadio Vancouver/YouTube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)