Image: zhu difeng/Shutterstock.com
「グレート・ファイアウォール」の名称の元ネタになった「グレートウォール」=万里の長城


現地の人はかなり困ったことになりそう。

Bloombergの報道によると、来年から中国で「VPN」接続が利用できなくなるかもしれません。これ、現地の方だけでなく日本から出張している人にも大きく影響しそうですよ。

まずVPNとは、ネットワークのユーザー間(あるいはサーバー間)に仮想的なプライベートネットワークを構築する技術です。たとえば自宅から安全に会社のネットワークに接続して仕事をしたり、やり取りするデータを保護することができます。

さて中国では、「グレート・ファイアウォール」というインターネット情報検閲システムがあります。これにより、なんと今でもFacebookやTwitter、それに一部ニュースサイトへの接続が禁止されており、この規制をかいくぐるためにVPNを利用することが、中国人のみならず現地の出張族にも常識になっていたのです。

報道によれば、中国政府は国営通信業者に対して2018年2月1日までに個人によるVPN接続をシャットダウンするように要請しています。また、この規制が海外資本の事業者にも影響するのかは不明です。インターネットは情報へのアクセスを平等化する手段だと個人的には思っていたのですが、中国ではどうも事情が異なるようですね。

Image: zhu difeng/Shutterstock.com
Source: Bloomberg via The Verge
Reference: Virtual Private Network - Wikipedia, 金盾 - Wikipedia

(塚本直樹)