大人女子必見! なみなみ注がれる日本酒の飲み方

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なみなみつがれた「もっきり」はこぼしてもいい?

コップや枡に盛り切り1杯ずつ売るお酒を称して「もっきり酒」といいます。
漢字を当てるなら「盛っ切り酒」。「盛り切り酒」の転で盛り切り一杯いくらと定めて売る酒のことです。(大辞林第三版より)

もともとは「角打ち」と言って、量り売りしている日本酒を店頭にある升に入れて飲んでしまうというのがその始まり。店員さんが、大きな一升瓶から、なみなみと注いでくれる日本酒は、見るからにおいしそうで気分も上がりますよね!カジュアルな居酒屋で見かける日本酒ならではの作法ですが、どうやって飲めばいいのか迷ってしまう人も多いのでは?

実は口を近づけて飲むのはNG。日本酒をグラスに注ぎ直すのが正解です。手前に枡を持ってきて。グラスから飲み始めます。しかし、もっきり(グラスから枡にこぼれさせる)自体がマナーとしてどうなのかは賛否両論で、もともとカジュアルな日本酒のたしなみ方。好きなように飲むことがマナー、と言ってもいいくらい!堅苦しいことを考えずにその場の雰囲気なども重視して、周囲が枡からぐいっと飲んでいれば合わせてもいいでしょう。お酒の席では、おいしそうに飲んでいる女子がやっぱり素敵です。

◇「もっきり」の飲み方

1. まず、グラスのお酒を3分の1から半分程度飲むか、グラスを持ち上げられなかったら、グラスを傾け枡に日本酒をこぼします。
2. 持ち上げられるくらいになったら、枡からグラスを引き上げて、そのままグラスの日本酒から飲み始めます。
3. グラスを飲み終わったら、枡の酒をグラスに移し替えグラスから飲みます。

気になる!ジョッキやグラスにつく水滴問題

ジョッキやグラスにびっしりついている水滴。冷たいことの証ですが、飲むたびにポタポタ垂れるのはあまり美しくありませんね。飲み物の水滴はおしぼりで拭いてもいいのでしょうか?

おしぼりは手を拭くためのもの。テーブルに備えつけてあれば紙ナプキンを使いたい。もしくは、お手拭き替わりの布ナプキンで。表面の水滴を拭いてから飲むと、洋服や足元を汚さずにすみます。夏場でかなりの水滴がこぼれている状態の場合は、店員さんを呼んで、布巾で拭いてもらうのがベストです。おしぼりはあくまでも「手を拭くもの」なんですね!

 

ライター:幸 雅子
出典:『これが正解! 正解のない大人のマナー集』
監修:福島由美(イメージコンサルティングサロン ユミ代表 イメージコンサルタント・人財育成トレーナー・司会)