目覚しい経済発展を遂げている中国。都市部では非常に近代化が進んでいるが、農村部はまだまだ発展途上と言える。中国の農村部における生活は不便であるうえ、農業だけで生計を立てていくことは非常に厳しいものがある。(イメージ写真提供:123RF)

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 目覚しい経済発展を遂げている中国。都市部では非常に近代化が進んでいるが、農村部はまだまだ発展途上と言える。中国の農村部における生活は不便であるうえ、農業だけで生計を立てていくことは非常に厳しいものがある。
 
 中国メディアの捜狐はこのほど、「日本の農家は努力次第で年収を大きく増やすことができる」ことを伝え、なかには収入が内閣総理大臣の収入を超える人も少なくないと紹介する記事を掲載し、日本の農業について紹介している。
 
 まず記事は、中国の農業について「中国政府は自国の農業を非常に重視していて、様々な政策を打ち出し、給付金や補助金も支払っている」としながらも、中国の農民の生活は一向に改善せず、都市部の住民と大きな格差が生じていることを伝えた。
 
 次に日本の農家について、「農業就業人口は総人口の2%ほどと非常に少なく、農業従事者の高齢化が進んでいる」といった問題点は存在するものの、日本では農業だけで生計を立てることも可能だと指摘。日本の農家の収入は「年金と農業収入、奥さんのパートを合わせた年収で約500万円にはなる」とし、これについては多くの中国人が驚く水準であると指摘した。
 
 さらに記事は、10ヘクタールの水田に加え、100頭の牛とイチゴ畑を経営する50代の中年男性を紹介。記事によると、「この農家の収入は8000万円に達し、経費を差し引いた実際の収入は5000万円もある」と紹介、「この収入は日本の内閣総理大臣の収入と同等で、東京で生活するサラリーマンの年収の約10倍だ」と紹介した。
 
 13億人を優に超える国民の腹を満たすためには大量の食物を生産しなくてはならない。ゆえに中国も農業を非常に重視しているが、農民の生活は決して楽ではなく、経済成長の恩恵を受けていないのが現状だ。日本の農家がすべてこの記事に出てくる農家のような収入を得ているわけではないが、この記事を見た中国の農民は日本と中国の違いに驚くことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)