調査会社IDCは現地時間7月12日に、2017年第2四半期(4月〜6月)における世界のパソコン出荷台数について、前年同期比で3.3%減となったものの、当初の予測よりはよい数字だったと発表しました。

主要部品不足、やや緩和か

IDCは当初、2016年第2四半期と比べ3.9%減と予測していました。同社は若干とはいえ数字を引き上げたことについて、SSDなど主要部品の不足が依然として出荷台数に影を落としているものの、第2四半期は不足状態が若干緩和されたと述べています。

Chromebookの伸びがめざましい米市場

地域別では、アメリカ市場の低調は続いているものの、特に教育市場でのChromebookの伸びがめざましく、出荷台数増を支えています。またWindows 10移行を見据えた政府やビジネスのPC購入も増えつつあるようです。
 
またアメリカ市場におけるAppleについては、2016年のMac売上は低迷したものの、2017年は再び調子を取り戻しつつある、としています。

GST影響でインド需要が低迷

日本を除くアジア太平洋地域は低調でした。インドでは7月1日に導入された物品・サービス税(GST)を見据え、小売店などが先行き不透明さを懸念して発注を控える動きがあり、出荷台数が減少したとIDCは分析しています。中国では消費者需要が鈍化、在庫が増えている模様です。
 
日本のPC市場については、前回の買い替えサイクルとなった4年前に購入されたPCの買い替え時期となること、またビジネス分野でデスクトップからノートPCへの移行が進みつつあることを挙げ、2015年・2016年の厳しい状況から回復しつつある、とIDCは述べています。
 
ベンダー別出荷台数については、下記の表を参照してください。また同じく2017年第2四半期PC出荷台数については、Gartnerも調査結果を発表しています。
 

 
 
Source:IDC
(lunatic)