衣装の歴史を振り返っても「あえて」セクシーさを強調している

 セクシーなコスチュームを身にまといサーキットに華を添えるレースクイーン。彼女達の眩い笑顔に心奪われつつもついつい見てしまうのが「胸・お尻・脚」の3つ。街を歩いている女性をちらちら見ていると「どこ見てるのよ!」、「あなたに見せるために露出してないのよ!」のような冷たい視線が返ってくるのが当たり前だが一体レースクイーン達はどう思っているのだろうか?

 今回はそんな悩める男性達の「レースクイーンは露出が多いけど見ても平気?」についてお答えしていく前に……時代によるレースクイーンコスチュームの変化から見てみよう。

 1980年代以前はサーキットのイメージガールとして活躍。コスチュームはTシャツかタンクトップにホットパンツを組み合わせ、足もとはブーツが一般的だった。

 1980年代から1990年代前半は、エアロビクスブームが到来。その影響からハイレッグカット(ハイレグ)のワンピース型レオタードが流行した。その衣装に組み合わせるピンヒールと大きな傘が特徴的だ。

 また1990年代後半からはボディ・コンシャツスタイルのワンピースが主流となりスポンサーロゴが大きくプリントされていた。2000年代初頭からはセパレートタイプに移り変わり現代へと続いてゆく。

 レースクイーン全盛期のハイレグ時代と今のコスチュームを比較すると露出が抑えられてきたことが一目瞭然だ。コスチュームはその時代の流行に左右され近年ではアイドルのようなフワッとした衣装のものが多いような気がする。

スポンサーロゴ自体が目に止まりやすい位置に配置してある

 さてレースクイーンコスチュームの歴史を知ったところで本題に戻ろう。「露出が多いけど見ても平気?」と質問されると、これはもちろん「YES」なのである!

 コスチュームを制作する過程においてやはり男性の目に留まりやすい場所には必ずと言っていいほどチーム名やチームスポンサーのロゴが入るようになっており、計算された露出となっているのだ。

 サラリーマンの制服がスーツであるようにレースクイーンの制服はコスチュームのため見られることに恥ずかしさがあってはこの仕事は勤まらない。

 ちょっとやそっと見たくらいで「うわぁ〜この人胸見てる」なんて思うことはないだろうが、あからさまな態度で胸ばかりを凝視し、お尻ばかりを目で追い、舐めまわすように上から下まで見られると気持ち悪いと思われるのは間違いないだろう。