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コーヒーは、深煎りの香り高い豆を楽しむシアトル系コーヒーチェーンを中心とした「セカンドウェーブ」の時代から移ろい、今は豆の素性にまでこだわって1杯1杯をハンドドリップする「サードウェーブ」の時代と言われている。そこで注目を集め始めているのが電気ケトルだ。お湯の出方を細かく操作できるだけでなく、コーヒーや紅茶、緑茶、中国茶など飲み物に最適な温度で沸かせる温度調節モデルも増えている。そこで今回は、1万円前後のモデルを中心に、電気ケトルの使い勝手を比較してみることにした。



バルミューダ

バルミューダ ザ・ポット

実勢価格:1万1880円

自然に近い風を送る扇風機「グリーンファン ジャパン」が大ヒットしたバルミューダが、「ザ・トースター」に続くキッチン家電の第2弾として発売した電気ケトル。0.6Lとほかのモデルに比べてコンパクトになっている。ステンレスに塗装を施した質感の高さや、ほんのりと光るネオン管の通電ランプといったデザイン性の高さが魅力。コーヒー3杯、カップヌードル2杯分と、「よく使う量に合わせたサイズ」としている。カラーはホワイトとブラックの2色を用意している。

沸騰速度



ほかのモデルに比べて600mlと容量が少ないだけでなく、水量の目盛りが見にくいのもの難点。ただし消費電力が高いため、お湯が沸く時間が短いのが魅力だ。(2分41秒/500ml)



注ぎやすさ



お湯を注ぐスピードは6機種の中で最も遅かった。しかしハンドドリップのしやすさを追求しただけあって、お湯のコントロールはとてもしやすかった。(約11秒/500ml)



使い勝手の良さ



レバーを引き下げるだけのシンプルな操作なので迷うことはない。ネオン管を使った通電ランプの明かりが、どこかレトロ感もあっておしゃれだ。



お手入れ



こちらもほかのハンドドリップ用ケトルと同様、手が何とか入るくらいのサイズだ。下部が大きく広がっているフォルムではないので、比較的洗いやすい。



IT・家電ジャーナリスト/安蔵靖志の評価





ホワイトとブラックのカラバリを含めてデザイン性が最大のポイント

ザ・ポットの魅力はコンパクトであることと、消費電力1200Wのためお湯の沸くスピードが速いこと、ハンドドリップ時のお湯のコントロールがしやすいことにある。『ザ・トースター』や炊飯器の『ザ・ゴハン』とも共通するホワイトとブラックのカラーバリエーションは、キッチンをスタイリッシュに彩るのにもってこいだ。実勢価格はほかのドリップ用ケトルに比べて高いし、0.6Lの容量は少し足りないかもしれないが、質感が高くて高級感もある。デザインやたたずまいが自分のライフスタイルに合うなら“買い”だろう。

安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー、AllAbout家電ガイド。KBCラジオ「キャイ〜ンの家電ソムリエ」にも出演中。

※『デジモノステーション』2017年5月号より抜粋

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