(写真=JTBC『ニュースルーム』より)

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先月、自民党の豊田真由子衆院議員が車を運転する元秘書に対して「このハゲ!」と暴言を浴びせた騒動があったが、実は韓国にも政治家や権力者の暴言がよく話題になったりする。

国民を驚愕させ、怒りに身を震わせた暴言を、いくつかピックアップしてみた。

「給食調理員なんて、ただの飯炊きおばちゃん」

つい先日、「国民の党」の主席副代表であるイ・オンジュ氏は、学校の非正規給食調理員たちがストライキを起こしたことに対し、「給食調理員なんて、ただの飯炊きおばちゃんたち」と暴言を吐いた。女性でありながら女性への差別発言をしたことで、激しい非難を受けている。

彼女は「私も母であり、おばさんだ。飯炊きおばちゃんという言葉には、母と同じ意味が込められていた」と謝罪したが、「うわべだけの謝罪」という評価が圧倒的に多く、今後の政治家人生に暗雲が広がっている。 

「ろうそくの火は、風が吹くと消える」

昨年末、韓国各地で朴槿恵前大統領の退陣を求めるろうそくデモが起きたとき、“親朴(朴槿恵大統領を支持する勢力)”と呼ばれるキム・ジンテ国会議員が発した言葉だ。

ろうそくの火を市民に、風を政府に比喩したのだが、市民からは「俺はLEDろうそくだから消せない。ごめんよ」といった“逆皮肉”が炸裂した。ろうそくデモで政権交代を成し遂げた今となっては、それが暴言であったことを認めざるを得ない。

「民衆は犬やブタ」


2016年7月、韓国教育部政策企画官のナ・ヒャンウク氏(47)は日刊紙記者たちとの食事の席で「民衆は犬やブタと見て、メシが食えるようにさえしてやればいい」と暴言を発し、物議を醸した。

市民からは怒りの声が後を絶たず、結局ナ氏は教育部から罷免された。涙ながら謝罪会見を行った彼に対し、市民たちは「もうお前も犬やブタに降格。ざまあみろ」というコメントを寄せながら歓喜した。

(参考記事:韓国の教育部高官が「民衆は犬やブタ」と妄言炸裂!公務員=国民の奉仕者ではなかった!?

「お皿洗いは女の仕事」

5月の大統領選真っ只中、大統領候補者だったホン・ジュンピョ自由韓国党代表は「お皿洗いは女の仕事だ」と発言し、物議を醸した。

「女性をバカにしている」「政治的に保守派だからか、考え方まで保守的」という非難に対し、「あれは強がってみたまで。実際に我が家では僕も皿洗いをする」と解明するも、世間には“暴言政治家”としてのイメージが強く残っている。

暴言ぶりが年々エスカレートするような気がしてならない韓国の政治家たち。話題作りのためか、それともただの低レベルなのか。ミシェル・オバマの「When they go low, we go high!(彼らが低レベルだとしても、私たちは品位を保っていこう)」という言葉を、思い出さざるを得ない。

(文=S-KOREA編集部)