2017年第2四半期におけるパソコン出荷台数が、前年同期比でマイナスになっていることがわかりました。これで11四半期連続のマイナスとなります。

11四半期連続でのマイナス

調査会社Gartnerが現地時間7月12日、2017年第2四半期(4月〜6月)の世界パソコン出荷台数が、2016年第2四半期と比べて4.3%減の6,110万台となったとの調査結果を発表しました。
 
同社によればPC業界はここ5年間低迷しており、出荷台数は11四半期連続で減少しています。この四半期の出荷台数は、2007年以降でもっとも少ない数字となりました。

部品不足がPC値上がり、需要減の原因に

Gartnerの主席アナリスト、北川美佳子氏は、DRAMやSSD、LCDパネルなどの主要部品の供給不足によりPCの値段が高くなり、2017年第2四半期の需要にネガティブな影響を与えた、と分析しています。
 
ベンダー別出荷台数を見ると、上位6社のうち前年同期比でプラスとなったのはHP、Dellの2社のみです。またAppleはマイナスとなったものの、0.4%という微減にとどまっています。
 

Chromebookの台頭

アメリカ市場を見ると、Appleが9.6%減と大きく出荷台数を減らしているのがわかります。北川氏によれば、アメリカ市場の低迷は消費者需要が減退したのが原因です。また教育市場では、Chromebook需要が伸びていると指摘します。
 
Chromebook市場は、PC市場全体をはるかに上回る速度で急成長しています。Gartnerの今回のPC出荷台数調査にはChromebookは含まれていませんが、PC市場に確実に影響を与えています。AppleのMacBookも、影響を受けていると見ていいでしょう。
 
世界全体での2016年通年のPC出荷台数は前年対比で6%減少しましたが、Chromebookの出荷台数は38%も伸びています
 

 
 
Source:Gartner
(lunatic)