Boxのアーロン・レヴィCEO  (写真提供:Box Japan)

写真拡大

日本法人の人員を
1年以内に倍増する

――Boxにとって日本市場はどんな位置づけですか。

アーロン・レヴィCEO(以下・レヴィ) Boxはグローバルで業績が大きく拡大していますが、その成長には日本市場が大きく寄与しています。日本の成長率は目覚ましいものがあります。新たに、コマツ、任天堂、JFEスチールなどの大企業がBoxのクラウドを使ってコンテンツマネジメントを始めています。これらの企業では、コンテンツの管理をクラウドに移すことで、仕事の在り方を変えようとしています。日本では、従来の伝統的なドキュメント管理システム、シェアリングの仕方をBoxに変えようという大きなうねりを感じています。

 個別地域の業績数字は公開していませんが、日本は他の市場よりも抜きんでて急速に拡大しているということは間違いありません。

――どうして日本市場が急速に伸びているのでしょうか。

レヴィ 生産性を向上させなければいけないという社会的な要請の中で、ワークプレイスをもう再構築する必要性が生じているということでしょう。その基盤として、Boxなどのクラウドを使っていただくことが有効であるということに、日本企業の経営者は気づき始めたのだと思います。

 市場の拡大に対応するため、ここ数年日本チームの人員を増やしてきており、現在50名です。そして今後12ヵ月のうちに、さらに2倍にする計画です。日本でクラウドのリーディング企業の1社になることを目指しています。

――新しいユーザー企業の事例についてお聞かせください。

レヴィ 日本では第一三共、JFE、楽天などでは、プロジェクトごとの社内外のメンバーと情報を共有する基盤として使っていただいています。また、グローバルに見ますと、メディア企業でも利用が広がっています。例えばディズニー、CBS、ドリームワークスなどでデジタルコンテンツの共有に使われています。

――デジタルデータの管理では世代(バージョン)の管理が重要になると思いますが、Boxではどのような技術で事故を起こさない管理を実現しているのでしょうか。

レヴィ 世代の管理は非常に重要です。Boxは製薬業や医療機関でも広く使われていますが、こうした業界では世代の管理を間違えば重大な事故を起こしてしまいます。コンテンツのガバナンスとセキュリティは、最優先に確保すべき機能です。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)