インドネシア・アチェ州バンダアチェで、公開むち打ち刑を受けるイスラム教徒の若い女性(2016年10月17日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】マレーシア北部クランタン(Kelantan)州議会は12日、公開むち打ち刑の導入を認めるイスラム法の改正案を可決した。同州ではイスラム教政党「全マレーシア・イスラム党(PAS)」が政権を担当している。

 これまでもマレーシアでは同国のイスラム法の下でむち打ちが刑罰として存在していたが、非公開で行われると規定されていた。

 PASはクランタン州において、イスラム教の厳格な刑罰「ハッド刑」の導入を積極的に推し進めている。ハッド刑には窃盗を行った者に対する腕の切断や、不倫をした者への投石による死刑などが定められている。

 クランタン州副首相は採決後、むち打ち刑が刑務所内で行われるのか、それとも公開で行われるのかの判断は、シャリア(イスラム法)に基づいて審理を行う裁判所に委ねられると説明した。

 国営ベルナマ(Bernama)通信はこの州副首相が「シャリアによる刑罰は公開で執行されなければならないため、宗教上の要件にも合致する」と発言したとも伝えている。
【翻訳編集】AFPBB News