オウム類嘴羽毛病(PBFD)という病気があります。人間ではなく鳥に起こる病気です。ウィルス感染により、すべての羽が抜け落ち、くちばしの形成異常や、器官不全、最悪の場合は死に至ることも。

Isabella Eisenmannさんが“親友”と呼ぶ、インコのRheaのカラダもこの不治の病におかされています。もう二度と飛ぶことはできない。それでも、小さなカラダで必死に生きるRheaの姿に、多くの人々が勇気を与えられています。

見た目も病気も関係ない

健康な体躯で生まれてきたRheaに異常が見つかったのは、2016年の5月のこと。腹部の羽毛の異変は病気であると診断されました。それから2ヶ月もしないうちに、全身から羽が抜け落ちてしまったそうです。

しばらくして、翼を失ったRheaを引き取りたいという人物が現れます。Isabellaさんです。奇病にかかったインコの話題をネットで知った彼女は、マサチューセッツ州の動物病院へ駆けつけました。

こうして出会った1人と1羽。Isabellaさんは言います。

「初めて会った時から親友だから、外見なんて気にしたことない

家に連れて帰るその日に、記念撮影をしようとしたところ、Rheaは彼女の胸に元気よく“飛び込んできた”そうです。羽のない両の翼を懸命にバタつかせ、転がり込むように手のひらへと収まった小鳥の姿に、種を越えたつながりをIsabellaさんは感じたのかもしれませんね。

凍えそうなカラダを
「優しさ」であたためる

羽毛を失ったことで、寒さに非常に敏感なRhea。カラダを冷やしすぎると、死んでしまう可能性も。そのため、室温調整はもちろん、鳥かごの中にも専用のヒーターを設置、夜は必ずかごの周りを毛布で覆うんだそう。

手はかかる、それでも日々の写真をInstagramに公開するうちに、Rheaのがんばって生きる姿を目にした人たちから、やがて小さな服が送られてくるように。

凍えそうなカラダは、いま優しさいっぱいの「愛」に包まれています。

小さなコトリが
大きな幸せをくれた

「Rheaと出会い、彼女の母になり、親友になれたことは最高の幸せです」

これからも、他と違うことを気にせずに「本当の美しさ」を世の中に伝えていきたい、とIsabellaさん。

最後に、ひょこひょこと元気に歩くRheaの姿を。

Licensed material used with permission by Rhea The Naked Birdie