宋氏(左)に任命状を手渡す文大統領=13日、ソウル(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、国家安全保障の確保と急を要する国防改革の実施のため、国防部長官候補に指名した宋永武(ソン・ヨンム)元海軍参謀総長の任命を強行する方針を示し、国民に理解を求めた。

 文大統領は「厳しい国内外の状況により動揺することがない国家安保のため、国防部長官の任命をこれ以上先送りすることはできない立場を理解して下さるよう要請する」と話した。青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が伝えた。
 国会が決められた期限までに閣僚候補の聴聞報告書を採択しなかった場合、大統領は10日以内の範囲で再送付期間を定めることができる。その期間にも採択されなければ任命が可能だ。宋氏は先月11日に指名されてから32日で任命状を受けることになった。 
 文大統領は「大統領は軍の統帥権者として何より国民の生命と安全を守らなければならない重大な責任を持っている」とし、「最近の北のミサイル挑発などにより南北の対立が深まり、国際社会では対北制裁の強化が議論される深刻な状況」と強調。「軍の人事や組織の早急な安定化、志気の盛り上げが必要であり、強力かつ有能で、清廉な軍のための国防改革もこれ以上遅らせることができない状況だ」と述べた。
 文大統領は宋氏のほか、未来創造科学部長官候補に指名した元ポスコ経営研究所社長の兪英民(ユ・ヨンミン)氏、女性家族部長官候補に指名した成均館大教授の鄭鉉柏(チョン・ヒョンベク)氏にも任命状を授与した。
 宋氏とともに、野党側が任命に反対していた雇用労働部長官候補の趙大ヨプ(チョ・デヨプ)高麗大教授は同日午後、辞退を申し出た。
yugiri@yna.co.kr