NHKの受信料で愚痴るだけで、どうせ支払うなら、少しでも安くすませてやる方法

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NHKの番組が大好きな人も、ほとんど見ていないという人も、テレビを持っているだけでNHKの放送受信料は発生し、支払っている。

NHKを見ていないという人にとっては、なんとも割り切れない、不公平感を持っているだろう。

ただし支払い方によっては、NHKの放送受信料を安くおさえる方法はある。
これは利用しない手はない。

●まとめて支払うと安くなる
律儀に毎月支払っている人は、実はそれだけでもう損をしている。
6カ月、12カ月のまとめ払い(前払い)を利用すれば、毎月支払うよりも、料金は割り引かれるのだ。

たとえば地上波の契約の場合、
・毎月 1,310円
・2カ月 2,620円(1,310円/月)
・6カ月 7,475円(約1,246円/月)→1年で770円お得
・12カ月 14,545円(約1,212円/月)→1年で1,175円お得
となる。毎月と2カ月払いでは差はないが、6カ月、12カ月払いの場合はお得だ。

衛星放送も含めた契約の場合、
・毎月 2,280円
・2カ月 4,560円(2,280円/月)
・6カ月 13,015円(約2,169円/月)→1年で1,330円お得
・12カ月 25,320円(2,110円/月)→1年で2,040円お得
となる。けっこうあなどれない金額だ。

●クレジットや銀行口座からの引き落としだとさらに安くなる
上で述べたのは、振込用紙を使っての支払いの場合だ。
ところが、それを、クレジットや銀行口座からの引き落としに変えるだけで、さらに月に約50円安くなる。

なお、6月からスタートした新たな支払い方法の「Yahoo!公金支払い」を利用することでも、同様に料金を安くできる。

地上波の場合、まとめ払いのお得と合わせると
・毎月 →1年で600円お得
・2カ月 →1年で600円お得
・6カ月 →1年で1,340円お得
・12カ月 →1年で1,730円お得
となるのだ。まとめ払いは一度に支払う額が大きくなるから避けたいという人は、せめてクレジットか口座引き落としの支払いなど、振込用紙を使わない支払い方法に切り替えて、安くするといいだろう。

●受信料の「家族割引」を利用すると2件目が安くなる
別々に住んでいる家族の受信料をまとめて支払っている場合、たとえば大学生の一人暮らしの子どもの受信料を親が一緒に支払っているなら、子どもの受信料は「家族割引」の対象となり、安くなる。単身赴任の場合なども、家計が一緒であれば割引の対象となる。

この場合の子ども(2件目)の受信料は、地上波でクレジット・口座引き落としの場合、
・毎月 630円
・2カ月 1,260円
・6カ月 3,595円
・12カ月 6,995円
となる。なんと、通常の料金の50割引となる!

なお、支払いが3期分以上延滞してしまうと、延滞利息がかかってしまうので、支払い方法はよく考えて、損をしない方法を選ぶようにしよう。