気の弱い我が子を強くしたいのに「がんばれ!」が届かない



Hちゃんは恥ずかしがり屋で引っ込み思案。いつもお母さんの陰に隠れて幼稚園の先生ともお友だちともなかなかお話ができませんでした。そんなHちゃんにお母さんの不安は大きくなるばかり。「どうしたら挨拶ができるのかしら?」「どうしたらもっと積極的になれるのかしら?」お母さんはHちゃんと一緒に挨拶をしてみたり、お友だちの輪に入り一緒に遊んでみたり試行錯誤。「がんばって!」と背中を押すも状態はひどくなるばかりでした。

個性を理解すると子どもの行動は変わりだす



「子どもの個性を大切にしよう!」最近ではよくこんな言葉を耳にします。でも個性を大切にってどうしたらいいのでしょうか。キッズコーチングでは持って生まれた性格を個性、気質としてわかりやすくタイプ分けをしています。恥ずかしがり屋で引っ込み思案なHちゃんの性格、実は“気質”だったのです。積極的な性格に変える必要などないのです。子どもには「がんばって!」と言われてがんばれる気質がある一方、プレッシャーに感じる気質もあるのです。

ありのままの性格を認められた瞬間から子どもは輝き出す



お母さんはHちゃんの性格が生まれ持った気質だと知り、なんだかほっとしたそうです。今まで、消極的な性格は愛情不足が原因なのではと、不安でいっぱいだったのです。この子はこのままでいい。そう感じることができた瞬間からHちゃんに対する「がんばって!」の気持ちが「そのままでいいのよ」という見守る気持ちに変化していったのです。それはHちゃんの変化の始まりでした。

子どもの可能性を引き出すアクノリッジで親子の信頼度もアップします



お母さんから見た子どもの良いところも苦手なところも、どんなところも承認“アクノリッジ”したとき、安心感から行動力や自立へ成長のステップを上がっていくのです。子どもをアクノリッジするための方法として、リピート法があげられます。子どもの不安な気持ちも楽しい気持ちも、繰り返し伝えるだけでいいのです。「恥ずかしいから遊べない」というHちゃんの言葉を「恥ずかしいから遊べないのね」それだけでお母さんはわかってくれたと安心感に包まれるのです。

今日の1日1成長



消極的な子どもにはリピート法で安心感を与えるコミュニケーションを心がけよう子どもの行動力も1成長、お母さんの承認力も1成長。うえだきょうこ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/