ガンと戦うビルバオのDFイェライへ選手全員が行った粋なサプライズとは

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 アスレティック・ビルバオの選手全員が、精巣ガンと戦うU−21スペイン代表DFイェライ・アルバレスを励ますために丸坊主になったとして、スペイン国内で大きな話題を呼んでいる。同国の複数メディアが7日に報じた。

 A・ビルバオの下部組織出身であるイェライは昨年12月、精巣ガンが発覚。すぐに手術を行った同選手は今年2月に復帰を果たしたものの、6月に受けた定期検査で再発の可能性があることが分かった。新たな化学治療を受けることになり、メンバー入りを果たしていたU−21欧州選手権への参加も辞退していた。

 再び長期離脱を余儀なくされたイェライに対し、チームメイトたちはある行動に出る。クラブハウスに集まった選手たち全員で頭を丸めて、「丸坊主」になったのだ。治療のために髪の毛を剃りあげていたイェライと同じ姿になることで、団結と連帯の思いを示したかったのだという。なお、U−21欧州選手権に出場したため、遅れてチームへ合流するGKケパ・アリサバラガとFWイニャキ・ウィリアムスも、インスタグラムを通じて同選手へ励ましの言葉を送った。

▶️ VÍDEO: Sorpresa para @yerayalvarez4 #EutsiYeray #athlive pic.twitter.com/EEFUR2oX6L— Athletic Club (@AthleticClub) 2017年7月7日

 そんなチームメイトのサプライズを目の当たりにしたイェライは笑顔を見せた後、感極まった表情を見せた。そして、同選手を中心にして全員が肩を組んでいる姿を収めた写真がクラブ公式ツイッターに投稿されると、13日現在までに「リツィート」は3万件以上、そして「いいね!」は4万件以上を記録するなど、大きな反響を呼んでいる。

▶️ VÍDEO: Gracias por todo @yerayalvarez4 #EutsiYeray #athletic pic.twitter.com/60DxScBcN1— Athletic Club (@AthleticClub) 2017年7月7日

 同クラブに所属するスペイン人MFオスカル・デ・マルコスは今回の“丸坊主計画”について、「チームの全員で思いついたことだった」とコメント。続けて、「ここでは、イェライにできるだけ楽な気持ちでいてもらいたかった。それに、イェライだけでなく、同じ病気に苦しむ全ての人に対してもサポートの気持ちを示したかった」と語っている。

 なお、治療とリハビリのために、約3カ月の離脱を強いられるイェライだが、クラブドクターによると経過は良好とのこと。「僕は何度でも乗り越えてみせる」と力強く語っていた同選手が、再びピッチ上で元気な姿を見せてくれることを願うばかりだ。

(記事/Footmedia)