国別 1時間あたりの支出額の推移
App Annie調べ

調査会社App Annieは、アプリ市場の現状をアプリストア収益、アプリ内広告、モバイルコマースの3つの観点から分析し、「アプリに対する1時間あたりの平均支出額」などを算出したデータ「マネタイズモデル調査レポート」を公開している。

 

ios App StoreとAndroidのアプリストアがオープンしてからわずか9年しか経っていないが、スマホなどのスマートデバイスの急激な普及により、世界経済はモバイルファースト化し、アプリの使用は世界中のあらゆる年代に浸透している。

 

2016年の全世界でのアプリ使用時間は34億人によって1兆6000億時間にのぼり、アプリ市場は、アプリストア収益、アプリ内広告、モバイルコマースを合計すると1兆3000億ドルの市場となっている。

アプリストア収益、アプリ内広告、モバイルコマースの全てを合計した支出額

そのような中、国別の1時間あたりの支出のデータでは、日本は13.98ドルを記録し、今回公開されているイギリスの4.6ドル、アメリカの2.36ドル、中国の2.01ドル、インドの0.03ドル、全世界平均0.8ドルを引き離してダントツの数字となっている。(トップ画像参照)

 

これは、日本ではスマホゲーム市場が大きく、「モンスターストライク(モンスト)」や「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」などのソーシャルゲーム(ソシャゲ)に課金(ガチャ)するユーザーが多く、数百億規模の売上があるためと思われる。

 

App Annieでは、将来の数字も予測していて、2021年には18.42ドルとなり約30%の伸びを見せるとしている。なお、イギリスは約2.4倍、アメリカは約1.8倍、中国は約2.1倍となり、世界的に見てもアプリに支出する額は5年間で約2倍となる見込みだ。

 

中国では「Alipay」(アリペイ)や「WeChatPay」(ウィーチャットペイ)などのモバイル決済が爆発的なスピードで普及し、今後は世界でも手元に現金を持たず、モバイル・アプリでの決済が増える事も予想される。

 

さらに、AI(人工知能)やAR(拡張現実)、5G、UIとUXの改良などでアプリ市場の規模はさらに拡大し、あらゆる国、業界、企業に大きなチャンスが生まれるとしている。

 

発表資料

URL:https://www.appannie.com/jp/insights/market-data/app-economy-forecast-6-trillion-market-making/

2017/07/13