独首都ベルリンのボーデ博物館に展示されていた巨大金貨「ビッグ・メープル・リーフ」(2010年12月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドイツ・ベルリン(Berlin)のボーデ博物館(Bode Museum)で今年3月、重さ100キロの金貨が盗まれた事件で、独警察は12日、事件に関わりがあるとみられるアラブ人犯罪組織の関係者4人を逮捕したと発表した。だが盗まれた金貨はまだ見つかっていないという。

 盗まれたのは2007年にカナダ王室造幣局(Royal Canadian Mint)が鋳造した記念硬貨、「ビッグ・メープル・リーフ(Big Maple Leaf)」。価値は額面で100万カナダドル(約8800万円)、金100キロの市場価格としては375万ユーロ(約4億8000万円)相当という。

 ベルリンの警察当局者の見立てによると、金貨は「小さく分割されたか、海外へ持ち去られた」可能性があるという。また容疑者4人の身元は明らかにされていないが、年齢は18〜20歳で、アラブ人の一族を中心とするベルリンの犯罪組織のメンバー、もしくは組織に非常に近い関係者とみられる。

 DPA通信は、ボーデ博物館を含むベルリンの美術館・博物館群を管轄する政府機関の警備担当者の話として、同機関の職員2人が警察から取り調べを受けていると伝えている。
【翻訳編集】AFPBB News