巷で噂の「飲む日焼け止め」って知ってる?女性はもちろん男性にもおすすめ

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最近よく耳にする「飲む日焼け止め」。気になる人も多いのでは?

でも飲んでみたくても、効果はあるのか、何が入っているのかなど、わからないことが多いですよね。
そこで今回は専門家の視点から、飲む日焼け止めのあれこれを解説していきます。

◆飲むタイプと塗るタイプの違い


飲む日焼け止めとはその名の通り、粒やカプセルを飲むことで、身体の中から紫外線によるダメージを防ぐものです。

塗るタイプの日焼け止めは、医薬部外品に属するので外用薬ですが、飲む日焼け止めの場合は、あくまでもサプリメントであり、お薬ではありません。

基本的に塗るタイプの日焼け止めは、肌の上に塗布して、紫外線を反射させたり、錯乱させたりして防ぐタイプと、肌の上で化学変化を起こして、紫外線の影響をおさえるタイプの2種類に分けられます。

中にはドクターが処方しているものもありますが、ほとんどがドラッグストアや量販店などで気軽に購入可。価格は千円以内から、高くても三千円以内です。

飲む日焼け止めはドラッグストアなどでも販売されていますが、インターネットでの販売も多く、価格は千円前後から一万円以上するものまで。国内及び海外メーカーのもの、個人輸入で海外から購入する商品などいろいろあります。

◆飲む日焼け止めのメカニズムと主な成分


飲む日焼け止めはいったい、どのようなメカニズムで紫外線を防ぐのでしょうか。

主な成分は、ローズマリーやシトラスなどのハーブから抽出された「ニュートロックスサン」と、シダ系の植物から抽出された「フェーンブロック」。

どちらも海外で研究開発された成分ですが、天然のポリフェノールとして古くから民間療法でも使用され、効果や安全性などは認められています。

効果として挙げられるのは、抗酸化作用、光防御作用、免疫防御作用、DNA保護作用など。
これらは紫外線による光ダメージを受けた細胞を守ったり、修復させたりする働きのほかに、シミの元となるメラニン色素を増やさないようにする、免疫機能を保つなどの効果があると言われています。

要するに、飲む日焼け止めのサプリメントを飲むことで、有効成分が身体の中から働きかけ、紫外線によるダメージを最小限に食い止めるイメージです。

ただし、効果は100%ではなく50〜60%程度とのこと。過信は禁物です。

◆飲むタイミングや注意点


飲む日焼け止めは種類にもよりますが、だいたい紫外線を浴びる30分くらい前に服用するといいとされています。

効果はだいたい4時間前後となっているので、長時間、紫外線を浴びる予定があるときは、数回に分けて飲む必要がありそうです。
とはいえ、1日1カプセルなど処方が決まっている場合もあります。そちらは必ず守るようにしましょう。

おすすめは塗る日焼け止めと併用すること。できれば、中と外からのダブル攻撃のような感じで使用するといいですね。

◎飲む際の注意点


植物由来の成分なので、アレルギー体質の方は充分に気をつけましょう。また、妊娠中や授乳中の方、持病がある方も、必ずかかりつけのドクターに相談してから飲むようにしてくださいね。

◆彼と二人で飲んでみては?


塗る日焼け止めに比べてお手軽感がある飲む日焼け止め。でも、完全ではないので、いつもの日焼け止め対策にプラスアルファという感じで取り入れてみると良さそうです。

アウトドアデートの時などは、なかなか塗り直しもできないし、飲んでいると安心かもしれませんね。

男性はベタベタ塗るのが苦手な人も多いので、スポーツやアウトドア好きの彼を、紫外線から守ってあげるのもいいかも。

将来シミだらけにならないためにも…少しでも若いうちに対策することをおすすめします!

ライタープロフィール


バニラ
メンタルセラピスト&占い師&フリーライター
美容とメンタルの仕事を30年以上!現在は、経験を活かしてタロット占いとメンタルセラピーを組み合わせたメール鑑定を行いながら、フリーライターとして活動中!