元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキのヴィッセル神戸加入が話題のJリーグ。さらに、昨今で巷をにぎわせているのは、元イタリア代表FWの動向だ。東京ヴェルディがあの「ローマの王子様」を狙っているという。

 

昨シーズン限りでイタリアの名門ASローマを退団したフランチェスコ・トッティ。デビューから地元ローマ一筋のキャリアを送り、同クラブの象徴とたたえられた選手だ。ワールドカップでも2002年の日韓大会、そしてイタリアが優勝した2006年大会において10番を背負ったことで知られている。

 

日本では中田英寿のライバルという印象が強いだろうか。セリエAのペルージャにおいて大活躍した中田が、2000年1月に新天地として選んだのがローマ。トッティはすでに大黒柱としてチームに君臨しており、トップ下のポジション争いが注目を集めた。そして両者が切磋琢磨した2000-01シーズン、ローマはユヴェントスとの激しい優勝争いの末に18年ぶりのリーグ優勝を飾っている。

 

本稿では、そんなトッティのローマでのスーパーゴールを紹介! まずはその2000-01シーズンのものだ。中田も避けた強烈な一撃がこちら。

 

一流選手に共通することだが、トッティもボレーが非常に上手かった。同じような形でより角度が厳しかった、2006-07シーズンのサンプドリア戦でのゴールは特に有名だろう。

 

このシーズンのローマはルチアーノ・スパレッティ監督のもと、確固たるFWを置かない“ゼロトップ”システムでイタリアを席巻。トッティは最前線のポジションで攻撃のタクトをふるい、自身も26ゴールをあげてセリエA得点王に輝いた。

 

そしてもうひとつ、トッティといえば外せないループシュート。イタリア語でスプーンを表す「クッキアイオ」をPKでも決めてきた彼は、2005-06シーズンのインテル戦でこんなに美しいゴールを決めている。

 

まさにファンタジスタ……。40歳になったトッティだが、サッカーにおいて技術は決して錆びつかない。「王子様」のプレーをぜひとも日本で見たいものである。