ボクシング、WBO世界ウエルター級タイトルマッチで対戦するジェフ・ホーン(左)とマニー・パッキャオ(2017年7月2日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ボクシング、WBOウエルター級王者ジェフ・ホーン(Jeff Horn、オーストラリア)が判定騒動を鎮めるため再戦を歓迎する意向を示す中、8階級制覇王者のマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)が12日、現役続行を表明した。

 今月2日に豪ブリスベン(Brisbane)で行われたタイトルマッチで、物議を醸す判定の末にホーンに敗れたパッキャオはこの日、まだグローブを置くつもりはないとの意志を明確に示した。現在38歳のパッキャオは、ソーシャルメディア上で「このスポーツを愛している。その情熱が失われるまでは、神、家族、そしてファンや母国のために戦い続ける」とつづった。

 出血した自身の顔の写真とともに、ツイッター(Twitter)やフェイスブック(Facebook)、インスタグラム(Instagram)に上げられた今回の投稿は、再戦へ向けての道が開かれているようにみえた。一方、米国滞在中のホーンは同日、自身は勝利に値したが、騒動を鎮めるには再戦しかないとの考えを示している。

 12ラウンドの末に3-0の判定勝ちをパッキャオから収め、ボクシング界を騒然とさせたホーンだったが、物議を醸す今回の結果はフィリピン国内から激しい抗議の声を呼んでいた。事態の鎮静化を図った世界ボクシング機構(WBO)は、別のジャッジと採点の再検証を行い、改めてパッキャオが計5ラウンド、ホーンは計7ラウンドで優勢だったとの結論を出している。

 ホーンは米ロサンゼルス(Los Angeles)でAFPに対し「再検証によって私が間違いなく勝利したという結論で区切りはついた」、「だけどそれぞれの意見があるし、それを変えることはできない。それを変える手段は再戦しかない。2度目も私が勝つと思うけどね」と語っている。
【翻訳編集】AFPBB News