「はいさ〜い!!」。かつての琉球王国の文化とともに豊かな自然が今も息づく沖縄県。その個性あふれる植物のひとつが地元で“サンニン”と呼ばれる「月桃」。長さ40〜60センチほどの濃緑色の葉には独特の芳香があり、防虫・抗菌・消臭効果にすぐれた薬草として親しまれ、お茶や無病息災を祈る縁起物の餅“ムーチー”を包むのに使われてきた。初夏にはかわいらしい花を咲かせ、沖縄の野山や民家の庭先を彩る。
 
近年、そんな月桃に抗酸化作用があるポリフェノールがワインの30倍以上も含まれていることがわかった。そのうえコラーゲンの合成を促し、コラーゲンを分解する酵素コラネーゼの働きも抑えるとして美容業界・健康食品業界で話題に。化粧水やジェル、パックなどのコスメ類が続々登場し、人気急上昇。まだまだ「あれーちゅらさんどー(あの人きれいだよ)」って言われたい!
 
飲み物も地域限定、個性的なものぞろいの沖縄。なかでも注目なのが“飲む極上ライス”と名付けられた「ミキ」。沖縄では伝統行事や子どものおやつ、食欲のないときの栄養補給として昔から親しまれているんだって。口当たりはちょっともったり、お米の香りがフワッと口いっぱいに広がり、おかゆや甘酒に近い食感。沖縄では自販機でも売っているので、見かけたらよく振って飲んでみてね。