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コーヒーは、深煎りの香り高い豆を楽しむシアトル系コーヒーチェーンを中心とした「セカンドウェーブ」の時代から移ろい、今は豆の素性にまでこだわって1杯1杯をハンドドリップする「サードウェーブ」の時代と言われている。そこで注目を集め始めているのが電気ケトルだ。お湯の出方を細かく操作できるだけでなく、コーヒーや紅茶、緑茶、中国茶など飲み物に最適な温度で沸かせる温度調節モデルも増えている。そこで今回は、1万円前後のモデルを中心に、電気ケトルの使い勝手を比較してみることにした。



BRUNO

ドリップケトル

実勢価格:7560円

おしゃれなデザインと豊富なカラーバリエーションで大ヒットしたBRUNO『コンパクトホットプレート』と同じ、BRUNOブランドを冠する電気ケトル。細い注ぎ口や、上部に配置して手にフィットしやすいハンドルなど、名前の通りコーヒーのハンドドリップのしやすさを追求したモデルだ。温度調節などの機能はないものの、ステンレス製のシンプルながらスタイリッシュなデザインが大きな魅力の一つ。カラーバリエーションは、写真のダークブラウンのほかにアイボリーも用意している。

沸騰速度



1000Wと比較的消費電力が低いこともあり、沸騰時間は若干長め。本体がステンレス製のため、水量の目盛りもあまり見やすい方ではない。お湯の冷める速度は速かった。(3分34秒/500ml)



注ぎやすさ



ハンドドリップを追求しただけあってお湯のコントロールはしやすいが、早く出すのは苦手。とはいえ、カップラーメン作りができないほど遅くはない。(約16秒/500ml)



使い勝手の良さ



レバーを下げてスイッチオンすると、本体下部のランプが点灯するオーソドックスなスタイル。可もなく不可もないが、迷わずに使えるのが魅力だ。



お手入れ



開口部は、手の大きな筆者がかろうじて入れられるほどの大きさ。中に空気を取り入れるためのパイプもあるため、決して手入れがしやすい方ではないだろう。



IT・家電ジャーナリスト/安蔵靖志の評価





コーヒーのハンドドリップに大活躍「冷めやすさ」は手動温度管理に役立つ

シンプルながらスタイリッシュなデザインとコスパの良さが魅力。注ぐスピードは遅めだが、コーヒーのハンドドリップのしやすさは抜群だった。沸騰時間は遅めだったものの、冷める速度が速いというのは大きなポイントだろう。「熱しにくく冷めやすい」というのはマイナスに思えるかもしれないが、少し冷ましてから95℃ぐらいでコーヒーを入れたいという人には使いやすい。もちろん温度管理できるモデルの方が便利なのだが、かわいらしいデザインも含めて気に入ったという人にはオススメポイントだ。

安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー、AllAbout家電ガイド。KBCラジオ「キャイ〜ンの家電ソムリエ」にも出演中。

※『デジモノステーション』2017年5月号より抜粋

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