宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAの素晴らしさを皆さまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待を綴ります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

vol.30宙組ミュージカル『パーシャルタイムトラベル 時空の果てに』


シンガーソングライターを目指すジャンは、古物商の店で謎めいた金属の塊を目にする。不思議な魅力にとりつかれ、その金属の塊を購入したジャンは、小さな作動音とともにめまいのような感覚に襲われてしまう。次の瞬間、ジャンの目の前には、かつて歴史の授業で学んだような中世ヨーロッパの景色が広がっていた…。予測不可能な時空旅行のなかで、恋に落ち、生きる上で大切なものを見出していく若者の姿を描きます。

桜木みなとさんのイマドキ男子っぷりにときめける
宝塚冒険ファンタジーラブコメディ!

宝塚大劇場の手前にある小さな劇場バウホール。ここは若手スターの登竜門。音楽学校からジェンヌ達たちにとって、そして私たちファンにとってもホーム的な劇場。『無敵艦隊』とも呼ばれてるスターぞろいの95期の桜木みなとさん2度目のバウ主演作品は、宝塚ではよくある時代を遡るってお話。今までの経験から(笑)少々心配してたけど…おもしろかった!

ほぼ出ずっぱりの桜木さん、華やかで明るいお顔だちとすっきりとした立ち姿はまさしく真ん中! 主役です! 脇を守る若手たち、演技がうまいってわけじゃないんだけど、いい感じに個性が出てた。そして宙組のかわいい娘役さんたち。なかでも遥羽ららちゃん演じるお姫様はちょっとおバカで純でカワイイ! ららちゃんと、今作のヒロイン、星風まどかちゃんが取っ組み合いするとこ、短いけど結構マジで客席がいちばん湧いたのでした。

それと私は、いつも“腕”に注目してしまうのですが、娘役・雪乃かさりちゃんの細くて長くて白い腕が際だって美しかったぁ。ほぼ宝塚ファンであろうバウの客席は、若手たちの奮闘に心からのエールと声援を送るのですが、今作はなんかいい!

とにかく楽しい作品でした!

【山本浩未】
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)「今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)」(講談社刊)「きれいは力」(幻冬舎刊)、「美人メイク基本の“き”」(宝島刊)、「同窓会で二番目にキレイになるには …」(小学館刊)など著書多数