テニス、ウィンブルドン選手権、男子シングルス準々決勝。勝利を喜ぶサム・クエリー(2017年7月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第24シードのサム・クエリー(Sam Querrey、米国)が3-6、6-4、6-7(4-7)、6-1、6-1で第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を破り、自身42度目の四大大会(グランドスラム)出場にして初の準決勝進出を決めた。

 臀部(でんぶ)の問題が動きに顕著な影響を及ぼし、右脚を引きずっていたマレーは試合後、「プレーすることで深刻なダメージを与えてしまう可能性はないと分かっていたから、最後まで何とか勝つ道を模索したかった」とけがの詳細については明言を避けた。

 自身3度目のウィンブルドン優勝を目指していた世界1位のマレーはまた「長期にわたって臀部に問題を抱えてきた。痛みはあるがベストは尽くしたし、持っているものを出し尽くしたことについては誇りに思う」とした上で、「負けるのは残念だ。チャンスだったし、終わってしまったのは悲しい」と話した。

 一方、準決勝で2014年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2014)覇者マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と激突する29歳のクエリーは試合後「まだショック状態にいるよ。最後のサーブが入って本当に良かった」とした上で、「ベストな出だしは切れなかったが、とにかく強打を続け、最後の2セットでは自分の流れにすることができた」と振り返った。

 試合を通して27本のサービスエースに加え、70本のウイナーをたたき込んだクエリーは、米国男子選手として、2009年大会で準優勝に輝いたアンディ・ロディック(Andy Roddick)氏以来となるグランドスラム4強入りを果たしている。

 前回大会3回戦ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を撃破していたクエリーは「最高の気分だ。ウィンブルドンの準決勝に進むという夢がかなった。本当に特別だ」と喜んだ。
【翻訳編集】AFPBB News