PSG加入のアウベス、急転直下の移籍劇に引け目 会見でシティの恩師ペップ監督に異例の謝罪

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シティ加入が有力視されたなか、PSGと2年契約 「ペップに謝りたい」

 ブラジル代表DFダニエウ・アウベスは昨季1シーズンだけ所属したユベントスを退団し、新天地がどこになるか注目されていたが、パリ・サンジェルマン(PSG)との2年契約締結を発表した。

 ただ会見でアウベスは、加入が有力視されたマンチェスター・シティに対して「ペップに謝りたい」と、かつて師事した恩師ペップ・グアルディオラ監督に謝罪したと米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えている。

 34歳となってもなお豊富な運動量を誇る右サイドバックは、リーグアン覇権奪回、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目論む花の都パリを新天地に求めた。「PSGは(CLを含めて)タイトルを獲得することに野心を持っている。自分にはすでに友人がいて、妻もこの街をとても好んでいる。それらは自分の心を変えさせるいくつかの要素になったね」と、ブラジル代表DFマルキーニョス、DFチアゴ・シウバ、元ブラジル代表DFマクスウェルら“セレソン・コネクション”の存在の大きさが決め手になったとしている。

 その一方で、急転直下の移籍劇には少々引け目も感じているようだ。「もしペップが傷ついているようならば、僕は彼に謝りたいと思っているんだ」と、バルサ時代に不動の右サイドバックとして起用したペップ監督に対して、入団が決まってから謝罪する異例の形となった。

 とはいえ、強豪クラブが居並ぶプレミアよりもリーグアンのほうがチャンスがあると考えているようで、アウベスは「シティにとっても同じことだと思うけど、僕は責任を取って決断を下した。今もなおチャンピオンになりたいからね」とも語っている。オイルマネーを背景にフランスとイングランド随一の金満クラブとなったPSGとシティだが、アウベスは競争力の差という点で効率性を選んだのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images