米カリフォルニア州サンフランシスコで行われた「サンフランシスコ・プライド」のパレードで行進する反トランプ派(2017年6月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米民主党のブラッド・シャーマン(Brad Sherman)下院議員は12日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に対する弾劾決議案を正式に議会に提出した。トランプ氏への弾劾決議案の提出は初めて。ただ議会では共和党が多数派を占めており、審議や採決まで進む可能性は低い。

 カリフォルニア(California)州選出のシャーマン議員は「米国大統領、ドナルド・ジョン・トランプを重罪および微罪で弾劾すること」を求める4ページの決議案を提出した。同議員は先月から提出を模索していた。

 シャーマン議員は声明で、トランプ氏が昨年の大統領選における同氏陣営とロシアの共謀に関する調査や側近に対する捜査をうやむやにしようとしているのは明らかで、こうした行為は「司法妨害に当たる」と批判している。

 シャーマン議員による弾劾決議案の提出について、ホワイトハウス(White House)のサラ・ハッカビー・サンダース(Sarah Huckabee Sanders)報道官は「全くばかげているし、最悪の政治ゲームだと思う」と反発した。

 これまでのところ、弾劾案に署名したのは民主党のアル・グリーン(Al Green)下院議員1人だけにとどまっている。

 トランプ氏に対しては共和党からも失策に対する非難や懸念の声が上がってきたが、上下両院ともに党執行部が弾劾手続きを開始する準備をする兆しはない。
【翻訳編集】AFPBB News