莫大な資源と人口を有するアフリカが近年、世界的な注目を集めている。日本もアフリカ諸国との関係強化に乗り出しているが、アフリカ進出では中国が日本を大きく先行している。(イメージ写真提供:123RF)

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 莫大な資源と人口を有するアフリカが近年、世界的な注目を集めている。日本もアフリカ諸国との関係強化に乗り出しているが、アフリカ進出では中国が日本を大きく先行している。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国はアフリカへの進出で他国を圧倒しているためか、しばしば日本の存在を忘れがちだと伝える一方、「日本はアフリカの経済成長を取り込むためにアフリカ進出を積極化している」と紹介、中国は日本のアフリカにおける影響力拡大を警戒すべきだと論じた。
 
 記事は、日本のアフリカ進出は非常に遅く、アフリカ諸国における影響力も欧州や中国に比べて限定的だったと伝える一方、日本の対アフリカ援助は拡大し続けており、アフリカ開発会議(TICAD)の開催頻度もこれまでの5年に1度から3年に1度に短縮するなど、21世紀に入って以降、日本のアフリカへの関心は高まり続けていると伝えた。
 
 さらに、日本はフランスなどの協力のもと、アフリカでの競争力拡大を狙っているとしたほか、政治的に安定している南アフリカへの進出を進め、南アフリカを足がかりにアフリカへの進出を拡大する狙いだと指摘した。
 
 一方で記事は、中国は1951年の建国以来、アフリカへの支援を停止したことはないとし、中国国有企業を中心にアフリカの開発を支援してきたと主張、アフリカにおいて中国は非常に大きな影響力を持っていることを伝えた。さらに、日本はアジアや世界における影響力を維持し、さらに拡大するために「中国を牽制することが必要不可欠」となっていることを伝え、この牽制と自国の利益拡大に向けたアフリカとの関係強化は「中国にとっては決して歓迎すべき話ではない」と指摘し、中国は莫大な資源と経済成長が見込めるアフリカにおいて、日本の影響力拡大に警戒すべきであると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)