DIYしたご自慢の自宅をInstagramに投稿し、話題となったAmina Muccioloさん。奇抜なデコレーションが注目され、女の子が憧れる「ドリームハウス」として多数のメディアがこれを紹介。

ここまで派手なデコレーションにこだわる意図はどこに?彼女の真意を知りたくて話を聞いてみると、きらびやかな装飾からは想像もつかないような、辛い過去の経験に紐付いていたのです。

カラフルな家は
「私自身を映している」

子どもの頃からジャズが好きで、周りの子どもよりも大人びていたと振り返るAminaさん。Kawaiiものに囲まれて幸せそうに笑う、現在の姿からは想像できませんが、周りの子どもたちと気が合わず、自分の殻に閉じこもっていた時期があったそう。

なかでも辛かったのは、うつ病や摂食障害を患った10代〜20代前半。当時はよく、不安な気持ちに襲われていたそうです。心の病に取り憑かれた原因はどこにあったのでしょう。当時をこのように振り返りました。

「いろんな事がありすぎて…本当にいろんなこと。例えば、周りを見渡すと、どこもかしこも『美』で溢れていて、メディアは『こんなふうにキレイになりなさい』って言うでしょう?だけど、私は他の人と違うと感じてしまっていて、孤立した気分だったんです」

昔から好きだったことが
ブレイクスルーのきっかけに

長く続いた苦しい時間。彼女に転機が訪れたのは、セラピーに通い始めてから。少しずつ、「自分にだってもう一度チャンスがある。人生を思いっきり生きたい」と思える心のゆとりができたそうです。

元々、クリエイティブなことに興味があり、昔から「ケアベア」や「マイリトルポニー」など、カラフルで可愛いものが大好きだった彼女。自分の内に押し込めていた感情を、見えるかたちで表現したいと思うようになりました。そうして完成したのがこのカラフルなお家だったのです。

「好きなことを続けること」
それが人生をハッピーにする

「昔は心の病に苦しんで、自分自身を見失っていました。誰だって2つの顔を持っていると思うんです。暗い顔と明るい顔、過去を乗り越えた私だけど、今はこうして前向きに生きている。この家はまさに自分自身を映す鏡なんです」

テレビや雑誌にも取り上げられ、目まぐるしく変化している環境を、Aminaさんは楽しんでいるみたい。

今は得意のヘアスタイルや、デコレーションを中心に、SNSで活動中。収入が入るようになり、だんだん好きなことができるようになってきた実感がある、と前向きです。そんな彼女とのやり取りのなかで最後にもらったメッセージ、それは「本当にやりたいことを追いかけることの大切さ」でした。

自分を表現することで、世の女性たちにハッピーをおすそ分けしているAminaさんの明るい部分は、今とは正反対の過去があったからこそでしょう。話題のDIYハウスは、ただカラフルで可愛いだけではなく、一人の強い女性の生き様そのもののようにも思えます。

「雨が降らなければ、虹はかからない」-Amina Mucciolo

Licensed material used with permission by Amina Mucciolo