ブラジル労働党(PT)の全国大会で演説するルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ元大統領(2017年6月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブラジルの裁判所は12日、収賄の罪に問われたルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)元大統領(71)に対し、禁錮9年6月の有罪判決を言い渡した。中南米最大の経済国ブラジルを揺るがしている汚職捜査での最大の成果となった。

 一連の汚職事件を担当するセルジオ・モロ(Sergio Moro)判事は、2003年から2010年まで大統領を務めたルラ被告について、海岸沿いの高級マンションと110万ドル(約1億2000万円)を賄賂として受け取った罪で有罪とした。

 ただし同判事は、上訴されるまでルラ被告は収監されないとも説明した。被告の弁護人は直ちに上訴すると表明している。だが今回の有罪判決は、来年10月の大統領選挙で政界復帰を目指すルラ氏にとって痛手となった。
【翻訳編集】AFPBB News