力強い歌声を響かせるRihwa (C)沼田まほかる/双葉社
(C)2017「ユリゴコロ」製作委員会

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 吉高由里子が「僕等がいた 前篇・後篇」以来5年ぶりに映画主演を務める「ユリゴコロ」の主題歌が、シンガーソングライターのRihwaの書き下ろし楽曲「ミチシルベ」に決定。2月に声帯ポリープの摘出手術を行い、およそ3カ月間の静養期間を経て復活を果たしたRihwaは「愛することや生きていく上での困難、誰にも理解してもらえない孤独を映画を見た後に、音楽を通して共感していただけるような曲作りを目指した」と明かしている。

 実写映画「心が叫びたがってるんだ。」(7月22日公開)も手がけた熊澤尚人監督がメガホンをとる本作は、2012年に大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たした沼田まほかる氏の同名ミステリー小説を実写化。本作のキーとなるのは、余命わずかな男の書斎で発見された1冊のノート。“ユリゴコロ”と書かれたノートには、悲しき殺人者の告白文がつづられていた。殺人という行為を心のよりどころとして生きていた美紗子(吉高)、心に闇を抱える洋介(松山ケンイチ)、ノートの秘密に迫っていく亮介(松坂桃李)らの壮絶な運命を、過去と現代を交錯させて描く。

 「ミチシルベ」は、壮大なスケールのストリングス、そして悲しくもどこか温かいピアノの旋律に、Rihwaのハイトーンで伸びやかな歌声と、映画のために書き下ろした切ないストーリーを紡ぐ歌詞が印象的な楽曲。吉高は「映画の雰囲気や世界観に沿った素敵な言葉が歌詞に散りばめられていて、これは美紗子の気持ち、これは洋介の気持ちなのかなと想像しました」と感想を話し「壮大なラブストーリーを感じさせる曲を主題歌に書き下ろして頂き、とても嬉しい気持ちです」と思いの丈を述べている。

 「サラ・マクラクランの楽曲のような、ソウルフルな女性ボーカルが主題歌のイメージとしてありました」と語る熊澤監督は「Rihwa さんから発せられる力強い声質が、そのイメージと私の中で重なったのが、ぜひお願いしたいと思った決め手です」とオファーの理由を説明した。そして「吉高さん演じる美紗子の目線と松坂さん演じる亮介の目線、どちらの気持ちも代弁している楽曲を書き下ろして欲しい」という要望に応えたRihwaに対し「非常に映画とシンクロした、期待以上の楽曲を作り上げて頂き本当に嬉しく思っています」とコメントを寄せている。

 「ユリゴコロ」には、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江も出演。9月23日から全国順次公開。