現地時間7月12日、メキシコ・カナダを含む一部の国でAppleは、App StoreやiTunes Storeなどの支払方法にPayPalを追加したことが分かりました。PayPalを選べるエリアは今後アメリカを筆頭に、順次拡大していく予定です。

有料コンテンツの利用が増えるか

Appleはメキシコ・カナダ・ドイツ・オランダ、そしてイギリスでPayPalでのコンテンツ購入を解禁し、App Store・iTunes Store・iBookstore・Apple Musicといった主要サービスの支払い方法が増えました。
 
日本国内ではまだ広まっていないものの、PayPalは口座間での送金も可能な決済サービスとして世界的に人気で、Appleコンテンツの購入にクレジットカードを使いたくない方や、ギフトカードの代わりにPayPalで送金したい方にとって、今回の導入は朗報と言えます。
 
有料アプリや音楽、書籍コンテンツだけでなく、iTunes Storeで配信されているテレビ番組などの映像も購入しやすくなり、iCloudの有料プランも需要が増すでしょう。

今後のライバル関係の行方は

iOS11のApple Payにも実装される個人間送金について、PayPal幹部が鷹揚に構えたコメントをしていたことから、2つの支払い方法のライバル関係が強調されたと思われました。
 
しかし、iOS11の公開に先立った今回の支払方法の追加で、新しいApple PayとPayPalが単なる対立関係ではなくなり、今後の動向が気になるところです。

Apple Payは日本で躍進?

日本では有料コンテンツの購入にクレジットカードがよく使われますが、認知度が十分ではないうえに利用手続きが必要なPayPalと比べれば、手元のiPhoneだけで簡単に利用できるApple Payが優勢です。「au WALLET プリペイドカード」との連携も、iOS11の公開に向けて着々とApple Payが広められている証拠です。
 
各国でPayPalでの支払いが可能になりつつあるいま、Apple Payの普及にとって日本は非常に重要な場となるかもしれません。
 
 
Source:9to5Mac
(Nakadomari)