パルマ所属当時のソロモン・ニャンタキ【写真:Getty Images】

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 将来を有望視されていた若いサッカー選手が、母親と妹を殺害した疑いで逮捕され、罪を認めるという衝撃の事件がイタリアで発生した。12日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

 報道によれば、事件を起こしたのは21歳のガーナ人選手ソロモン・ニャンタキ。同選手の43歳の母親と11歳の妹が、11日夜にパルマ市内の自宅アパートで殺害されているのを、25歳の兄が発見したとのことだ。

 母親と妹は刃物で刺殺されたとみられ、部屋は血まみれになっていたという。すぐに疑いをかけられたソロモンは行方が分からなくなっており、携帯電話も繋がらない状態となっていたが、12日朝にミラノ中央駅で警察に逮捕された。逮捕されたソロモンは罪を認めたようだ。

 ソロモンはパルマの下部組織で育ち、将来を有望視された選手の一人だった。パルマがセリエAで戦っていた2014年にはトップチームに招集を受け、セリエAの試合に数回ベンチ入りしたこともある。2015年にパルマが破産による降格を強いられたあとは、イタリアの下部リーグでプレーしていた。

「何度かベンチ入りさせたのを覚えている。物静かな若者だった。何があってそのような行為に及んだのか理解しがたい」と当時のパルマを率いていたロベルト・ドナドーニ監督はコメントし、困惑した様子を見せている。

text by 編集部