高木の無回転FK弾が炸裂! 浦和が熊本を1-0で破り、天皇杯16強に進出

写真拡大

「あれを決めなかったら終わり」 今季公式戦初ゴールが決勝点に

 浦和レッズは、FW高木俊幸の鮮やかな無回転FKによる今季公式戦初ゴールで天皇杯16強に駒を進めた。

 12日の天皇杯3回戦で、J2のロアッソ熊本を相手に1-0の勝利を収めた。

 両チームともに直近のリーグ戦から11人全員を入れ替えてのゲームは、互いにボールをつなぐものの前に入っていけない膠着状態に陥った。スコアレスのまま推移したゲームが動いたのは、前半アディショナルタイムだった。ゴール正面、約35メートルと距離のある位置でのFKを得た浦和は、高木が無回転で直接狙うと、不規則に変化したボールは壁の上を越えると急激に落ちてゴール右隅に吸い込まれた。今季、負傷で出遅れた高木はこれが公式戦初ゴールになった。

 1点リードで後半に入った浦和は、レギュラークラスの選手からFW武藤雄樹をハーフタイムに投入。前半よりも攻撃にスムーズさは出たが、ゴール前でのプレーに精度を欠き追加点を奪えなかった。しかし、最終ラインでは日本代表DF遠藤航が熊本FWグスタボ、途中出場のFWモルベッキの外国人アタッカー二人を完全に封殺する貫禄を見せて無失点。このまま1-0で勝利した。

 決勝ゴールの高木は「あれを決めなかったら終わりという気持ちで蹴りました。これからも得点を継続していきたい。戦いは浦和レッズらしくなかったので、もっと質を上げていきたい」と語った。

 浦和の公式戦無失点勝利は、5月31日のAFCチャンピオンズリーグ済州ユナイテッド戦以来。リーグ戦では守備崩壊に苦しんでいる浦和だが、J2勢との対戦では安定感を見せて9月に予定されている16強の戦いに駒を進めた。16強の組み合わせは、改めて抽選会が行われ決定される。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images