黒くなったナスD:右(画像は『<部族アース>【陸海空】こんな時間に地球征服するなんて 2017年7月4日付Instagram「【シピボ族泥染めプレゼントに関してご報告】」』のスクリーンショット)

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7月11日の夜11時15分より放送されたリアル冒険バラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)では、先日の“部族アース 大アマゾンSP”にてオンエアできなかった場面を「本当はここまでやっていた編」として一挙大放出した。U字工事の2人が戦闘部族・カンドシ部族の村で猟で捕まえたサルをさばいて料理する光景に固まりながら「凄いこれ」「テレビで見たことない、こんな映像」「こんなの撮ろうと思っても撮れないんだべな」「部族アースならって本当に思うね」と唸るシーンは強烈だった。一方でナスDがロケディレクターとしてロケハン(本番で使えるかロケする前に下見する)をこなすところやナレーションで紹介する本音も貴重だろう。

ゴールデンで放送された“大アマゾンSP”ではナスD一行が観光部族・ボラ部族とその後でさらに紹介された別の部族を訪ね、U字工事は戦闘部族・カンドシ部族の村で緊迫した時間を過ごした。今回のレギュラー放送で明かしたその裏側では、まずナスD一行がU字工事によるロケをするのに適しているかをロケハンして訪ねたのがボラ族だと分かった。「観光部族」だったのでU字工事のロケには使わなかったのだ。そこで焦ったスタッフがヘリコプターであらゆる部族の取材許可を取り仕切るまとめ役の村に飛び、カンドシ部族の存在を知る。ただ、カンドシ部族は政府から観光化を持ちかけられても拒否するほど自分たちの文化を大切にする部族だ。取材にもOKを出さなかったがナスDたちがロケハンで訪ねて必死に熱意を伝えた。それによってU字工事のロケが可能となったのである。

カンドシ部族との交渉を終えたナスD一行はその足でボラ部族に紹介してもらったもう1つの部族を訪ねるが、そこも「観光部族」でしかもボラ部族の村で会った顔ぶれと同じだというまさかの展開となったのは、ゴールデンで放送された通りだ。

はじめにボラ部族をロケハンした際にナスDは「いやな予感がした」と口にする。上半身裸の男女が踊りを踊り出し、その後で一緒に記念写真、そして工芸品を売りつけてくるという「観光部族」の歓迎を受けた彼の心の声がナレーションとテロップで紹介された。

「正直どうしていいのか分からなかった」「モノを強引に売りつけてくる。正直この旅が始まって以来の衝撃を受けてしまった」「完全にその場に飲まれ、皆の言いなりになって大量に買ってしまった」という。ゴールデンのオンエアでは「売り方が上手!」と笑っていたナスDだが、やはり心の中ではそう感じていたのだ。

モノを売るのが終ると部族の女性が「この赤ちゃんに1ソルあげて」とお金を要求してくる。「それは絶対に無理」とナスDは応じなかった。さらには男性が「この子を200ソルで買わないか?」と子どもを抱えて差し出すではないか。通訳のホルヘに「帰ろう」と言われてナスDも「うん、帰りたい。早く帰りたい」とその場を去る。

次に訪れた「観光部族」でも同じように踊りで歓迎されてから工芸品を売りつけられた。「大量に買った。100個以上、日本よりお金を使う」「もう嫌だ」とこぼすナスDは、両部族で総額10万円以上を自腹で支払っている。

しかしそのボラ部族が実際に暮らす村を訪れて過ごした彼は「生まれは不公平。我々日本人は生まれつき勝ち組なのだ。だからもっと頑張らねば」と痛感するのだった。

“部族アース”はまだまだ続くが今回のようにロケハンまで明かすことは滅多にないだろう。U字工事の過酷なロケの裏にはナスDたちによる準備があることも頭の片隅に入れておきたい。

画像は『<部族アース>【陸海空】こんな時間に地球征服するなんて 2017年7月4日付Instagram「【シピボ族泥染めプレゼントに関してご報告】」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)