党本部で会見を行う安氏=12日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の中道系の第2野党「国民の党」が今年5月の大統領選で対立候補だった文在寅(ムン・ジェイン)大統領の息子、ジュンヨン氏の就職を巡る特別待遇疑惑を取り上げた際に公表した資料を捏造(ねつぞう)していた事件で、同党の公認候補だった安哲秀(アン・チョルス)元党代表は12日、党本部で会見し、「政治的、道義的な責任は全て(大統領選)候補だった私にある」として、「国民の皆さんに深くおわびする。当事者にも謝罪したい」と陳謝した。

 その上で、「全てのものを降ろして深い反省と省察の時間を取る」とし、「原点から自分の政治人生を振り返りたい」と沈痛な表情で話した。政界引退を考えているかどうかを問う質問には「党のためにできることが何なのか深く考えたい」と表明した。
 安氏は大統領選で699万8342票(得票率21.41%)を獲得し、3位につけた。
 同党の臨時代表、朴柱宣(パク・ジュソン)非常対策委員長は6月26日、記者会見を開き、党最高委員だったイ・ジュンソ氏が女性党員のイ・ユミ氏から疑惑に関する音声ファイルを受け取り、信ぴょう性があると確認して大統領選の直前だった5月5日に公開したと説明。しかし、イ・ユミ氏が「自ら捏造し作成した虚偽の資料だったときのう告白した」として謝罪したことで波紋が広がった。
 ジュンヨン氏の同僚とされた音声ファイルの声はイ・ユミ氏の親戚だったという。
 同事件を巡っては、イ・ユミ氏と、資料が捏造されたか捏造された可能性があることを知りながら資料を公開させたとしてイ・ジュンソ氏が公職選挙法上の虚偽事実公表の疑いで逮捕されている。
 検察は同党の執行部が捏造に関与したかどうかなどについて調べている。
 同党は捏造がイ・ユミ氏の単独犯行だったと主張し、イ・ジュンソ氏が逮捕されたことに強く反発している。
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