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流線型の本体は、たしかにレーシングカーを連想させます。

フランスの自動車メーカー「ルノー」はF1(フォーミュラ・ワン)選手権の参戦40周年を記念して、『イエロー・ティーポット(Yellow Teapot)』を発売します。ルノーのF1参戦の歴史を知っていれば思わずニヤリとしてしまう、「わかる人にだけわかる」類のアイテムで、製品価格は129ユーロ(約1万7000円)。限定40個がアトリエ・ルノーやオンラインショップで販売される予定です。出荷時期は2017年9月の初旬を予定しています。

ルノーのF1参戦を象徴する本製品





「そもそもなんで自動車メーカーのルノーがティーポットを販売するの?」といぶかる方も多いと思いますが、それを理解するには同社のF1参戦の歴史を紐解く必要があります。

冒頭の通り、ルノーがF1選手権に参戦してから今年で40周年。つまり1977年から参戦していていることになります。その当時に投入されたマシンは、ボディをイエローに塗装され、ターボチャージャーを搭載した「ルノー・RS01」。残念ながらレース中に相次ぐマシントラブルが発生し、白煙を上げてリタイヤすることになってしまったわけですが、その姿が「まるで黄色いティーポットのようだ」と揶揄されたのです。しかし、同車両は1979年に初勝利をあげるなど、後にルノーの高い技術力を象徴することにもなります。

そんなわけで誕生したのがこの『イエロー・ティーポット』というわけ。デザインスケッチを見ると、ティーポットの上部がF1カーのコクピットのようなデザインになっているのがわかります。お湯の注ぎ口の鋭い直線の飛び出しや、三角形の本体形状、鋭角な取っ手部分は、まるでレーシングカーのボディデザインのよう……に見えてこないでしょうか。イエローとブラックで塗り分けられたカラーリングも、「ルノー・RS01」のボディカラーを踏襲したものになっています。

わかる人には意味のわかる、ルノーの『イエロー・ティーポット』。F1ファンとのミーティングなどに持ち込めば、きっと話題のネタになるでしょう。

文/塚本直樹

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『イエロー・ティーポット』製品情報ページ(英語)