11日、主要20カ国・地域(G20)サミット出席のためこのほどドイツを訪問した韓国の文在寅大統領が、帰国後に大統領府で明かした外遊の裏話が注目を集めている。写真は韓国の市場で売られているキムチ。

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2017年7月11日、主要20カ国・地域(G20)サミット出席のためこのほどドイツを訪問した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、帰国後に大統領府で明かした外遊の裏話が注目を集めている。韓国・ニュース1が伝えた。

韓国大統領府によると、6日(現地時間)行われた文大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との首脳会談は、かなり緊迫した雰囲気だったという。在韓米軍が配備を開始した高高度防衛ミサイル(THAAD)に関し、そもそも意見の対立が予測されたためだ。

そうした中、習主席が15分間話した後に発言の機会を得た文大統領は、「中国大陸と朝鮮半島の関係がいい時、両国は共に発展した」と、突然歴史の話を切り出したという。事前に共有されていない内容であったため随行員らには緊張が走ったが、この歴史話はむしろ場の緊張をほぐす役割を果たしたそうだ。記事は、「習主席は歴史に強い関心を持っていると伝えられているが、文大統領も歴史に造詣が深いことで知られている」と伝えた。

また今回、中韓友好にはキムチも一役買っていたことが分かった。文大統領の夫人・金正淑(キム・ジョンスク)氏と習主席の夫人・彭麗媛(ポン・リーユエン)氏が面会した際、彭氏が金氏に「習主席はキムチが好きで、1週間に5回ほどキムチを食卓に出す」「5回ほど漬けてみて、3回は成功したが2回は失敗した」と述べ、金氏に「キムチの上手な漬け方」を尋ねたという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「夫人同士だから食べ物の話も出るよね」「外国人が一番簡単に触れることができるのが食品や文化だ。これぞソフトパワー」「夫人同士、初対面は何かと難しいだろうに、食べ物の話でうまく会話を進めたね」など、キムチの「外交力」を認める意見が多く寄せられた。

中には「外遊の成果がないからってキムチまで動員するの?」との声もあったが、この他、「彭夫人は韓流に興味があるらしい」「政治の話より裏話の方が面白い」「中国側が先にキムチの話を切り出したのは笑える」などとするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)