7月4日に行われたICBM「火星14」型の試射(朝鮮中央通信)

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韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は11日、北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイル「火星14」型について、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の射程距離を持つ弾道ミサイルだと暫定評価した。

韓国国会で開かれた情報委員会の全体会議に出席した自由韓国党の李完永(イ・ワニョン)議員が伝えた。

一方、国情院は、ICBMの完成に不可欠である大気圏再突入技術の成功は確認されなかったと評価。目標に命中させる誘導技術も確保できていないとの見方も示した。

金正恩氏は「火星14」型の試射について、核弾頭搭載や大気圏再突入の検証を視野に入れた実験だと述べていた。

また、国情院は「火星14」型の発射時に、移動式発射台から固定式発射台に設置し直したことを見ると、初期レベルの飛行実験だと評価した。

さらに、過去4回の核実験が行われた咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡の豊渓里(プンゲリ)で、核実験が可能な状態だが、差し迫った状況ではないと報告した。